有限要素法による電磁界解析技術の基礎とその分析方法 ーモータの電磁界解析の勘どころと評価方法ー

〜 電磁界有限要素解析の基礎、モータの電磁界解析の勘どころ、解析結果の妥当性評価と分析法 〜

  • 有限要素法による電磁界解析の基礎と実用時の留意点について学ぶための講座!
  • モータの電磁界解析の勘どころ、妥当性評価と分析方法を修得し、製品開発に活かすための特別セミナー!

講師の言葉

 電磁界解析はもはやモータ開発・設計にはなくてはならないものとなっています。設計コストの削減や開発期間の短縮要求により、解析担当者は時にはモデルを簡略化し、短時間で有用な結果を出すことが求められています。解析技術者にとって、有限要素法による電磁界解析の基礎理論と実用時の留意点について学んでおくことは、解析結果の妥当性を評価する上で非常に有用で、再解析を少なくすることができると考えます。

 本セミナーでははじめに有限要素法による電磁界解析の基礎理論を一通り説明し、続いてモータ解析に有用と思われる勘どころについて説明します。そして具体例を示しながら計算結果の妥当性の評価方法について説明し、さらに有用と思われる解析結果の分析方法について説明します。電磁界解析技術を有効利用する指標や方法について習得できます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月28日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー ソフト・データ・画像・デザイン
受講対象者 ・主に交流モータ(PMモータ、誘導電動機、大形回転機、小形モータ等)の設計・開発に携わっている方 ・電磁界解析ソフトウェアの使用経験のある方、予定のある方 ・電磁界解析の理論をより知り、製品開発・設計に生かしたいと思っている方
予備知識 ・モータ設計、電気回路の基礎知識があると理解が深まります
修得知識 ・有限要素法による電磁界解析の基礎と留意点 ・モータの電磁界解析を行う上で抑えるべきポイント ・解析結果の妥当性評価方法および分析方法とポイント
プログラム

1.電磁界有限要素解析の基礎

 (1).電磁界基礎方程式の導出

 (2).数値解析手法の大別

 (3).有限要素法による離散化方程式

 (4).有限要素法で使用する数値計算手法

 (5).並列計算技術

2.モータの電磁界解析の勘どころ

 (1).解析の目的と着眼点について

 (2).非線形磁気特性とヒステリシス

 (3).積層鉄心の取り扱い

 (4).永久磁石の減磁

 (5).コイル素線と交流抵抗

 (6).トルクと電磁加振力

3.解析結果の妥当性評価

 (1).メッシュ誤差と計算誤差

 (2).スキューとコギングトルク解析

 (3).インダクタンス解析

 (4).矩形波,PWM解析

 (5).制御回路・運動連成解析

 (6).二次元解析と三次元解析

4.解析結果の分析法

 (1).入力と出力,損失の関係

 (2).dq軸の干渉

 (3).空間高調波と時間高調波

 (4).密度分布の分析

 (5).鉄損の要因別分析

5.質疑応答とディスカッション

キーワード 有限要素法 電磁界解析 電磁界有限要素解析 離散化方程式 非線形磁気特性 ヒステリシス トルク 電磁加振力 妥当性評価 メッシュ インダクタンス解析 空間高調波 時間高調波 密度分布
タグ データ解析応力解析最適化・応力解析材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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