粉体の基礎と粉体付着・流動メカニズム・評価法およびその付着トラブル防止・対策技術

〜 粉体の基礎、粒子径と粒子分布、形状と粒、付着性・流動性の基礎と評価法およびトラブル事例と対策 〜

  • トラブルが増加している付着性・流動性について、粒度・形状・雰囲気などの粉体物性や用途・環境を考慮した対策に活かすための講座!
  • 付着性・流動性の実用的な測定・評価方法やトラブル対策を学び、粉体操作やハンドリングに活かそう!

講師の言葉

 近年、粉体の処理技術は高度に発達し、粉体材料の微細化・高機能化が著しい。これにともない、粉体の各種操作やハンドリングにおいて付着性・流動性に関わるトラブルも増加している。粉体のハンドリングの際に最も注意しなければならないことは、同じ物質であっても、粒度、形状、雰囲気などによってその物性は大きく異なるという点である。

 最近、多く寄せられるトラブルは微粉体の付着性および流動性に関わるものであることから、本講義ではこれらに及ぼす因子をいくつか挙げて、その評価方法を基礎から詳細に解説する。さらに、実際の事例を通じて付着性および流動性の測定法を分かりやすく解説し、トラブルに関わる粉体物性の実用的な知識についてマスターできるよう講義する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年09月25日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・自動車部品、機械、電子部品・材料、化学、医薬、食品などの分野で粉粒体を扱う技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・粉粒体を取扱うための基礎知識 ・粉粒体の付着凝集性・流動性の実用的な測定および評価方法 ・粉体装置への付着防止対策方法 ・粉粒体の凝集対策方法 ・現場における様々な粉粒体トラブルの発生要因とその対策
プログラム

1.粉体の基礎

  (1).粉体の定義

  (2).粉体の特徴

2.粉体物性の基礎

  (1).一次物性と二次物性

  (2).粒子径と粒度分布

  (3).粒子の形状と粒子の密度

  (4).比表面積と細孔径

  (5).濡れ性

  (6).サンプリングについて

3.粉体の付着性

  (1).付着力と付着性の関係

  (2).付着力発現の要因

  (3).付着力の測定と評価

  (4).付着性の実用的な評価法

4.粉体の流動性

  (1).荷重下の流動性と非荷重下の流動性

  (2).流動の様式

  (3).流動性の測定と評価

  (4).流動性の実用的な評価法

5.付着性・流動性に関わるトラブルの実態と対策例

  (1).配管やホッパーの閉塞を解消

  (2).処理工程における流動性の不良を改善

  (3).圧密工程における充てんムラなどを解決

キーワード 粉体 粒子径 粒子分布 濡れ性 サンプリング 付着力 流動性
タグ 食品創薬・医薬品結晶化学工学粉体・微粒子電池
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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