CFRPの接合と加工技術およびその応用 〜個別相談付〜

〜 熱硬化と熱可塑の成形性の違い、ファスニング技術、溶着、融接技術の種類と特徴、金属との異種材料接合 〜

・大きな課題となっている「CFRPの接合」技術や最新の加工技術を修得するための講座

・ファスニング・接着・溶着(融着)など、「CFRPの接合技術」の特徴・使い分けを学び、新しい製品開発へ応用しよう! 

講師の言葉

 日本の複合材料を利用する技術水準をより高めてほしいという願いから、皆さんにCFRPをより広く、より深く知っていただき、製品の改良や新製品開発などに役立てていただきたいという思いから、やや専門的な話をいたします。その中でも、最近多くの質問や相談を受ける「CFRPの接合技術」についての話を中心にいたします。ファスニング・接着・溶着(融着)など、どのような接合方法があり、それらの特徴はどのようか、使い分けや事例を交えて紹介していきます。そのほかにも、CFRPの成形や孔加工といった加工技術や、最新の研究開発事例などをいくつか紹介いたします。また、最後に、皆様方からの個別相談にも応じたいと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年08月23日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車・航空機などの輸送機器、各種機械、電子機器、医療機器、宇宙用機器などに関連する加工、開発、設計、製造技術および生産技術、品質管理に関わる方 ・CFRPのことを多少知っている方で、今後何らかの加工や接合をしたいと思っている方 ・CFRPを扱っているがもう少し詳しく知りたいと考えている方
予備知識 ・CFRPの基礎知識
修得知識 ・CFRPの接着および加工技術 ・CFRPの使い方で新しい発想ができるようになる
プログラム

1.CFRPの各分野での適用動向
  (1).航空機用材料としてのCFRPの適用動向
  (2).自動車分野でのCFRPの適用動向
  (3).その他産業・機器へのCFRPの適用動向

2.CFRPの種類と特徴
  (1).熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRPの違い
  (2).可塑性CFRPの種類と特徴

3.CFRPの成形加工・2次加工・仕上げ塗装
  (1).各種成形方法の紹介と熱硬化と熱可塑の成形性の違い 
  (2).切断・トリム加工・孔加工の種類と特徴
  (3).CFRPの仕上げ・塗装について

4.CFRPの接合技術について
  (1).ファスニング技術とその種類
  (2).接着技術の種類と特徴 (Co-cure、Co-bondの違い) 
  (3).溶着(融接)技術の種類と特徴
  (4).CFRPと金属との異種材料接合について 
  (5).CFRPの接合事例の紹介 :接合に適した設計について
  (6).接合の良否を左右する要因について :設計による部品一体化について

5.その他技術の紹介
  (1).CFRPのリサイクル技術の紹介
  (2).離型機能付き成形型の紹介
  (3).CFRPの非破壊検査技術の紹介
  (4).CFRPに関する実習教育事例の紹介

6.質疑応答
     (希望により個別相談も承ります)

キーワード 熱硬化性CFRP 熱可塑性CFRP 切断 トリム加工 孔加工 ファスニング技術 溶着 融接 異種材料接合 離型機能付き成形型 非破壊検査技術
タグ 成形加工接着・溶着複合素材溶接・接合
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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