磁気センサの基礎と高感度化および最新応用技術

〜 磁気センサの動作原理と信号処理、高感度化技術、車載用、電子コンパス・モーションセンサ、検知・計測技術への応用 〜

・HV/EV、VR、医療機器などで応用が拡がっている磁気センサ技術を学び応用するための講座

・ホール素子IC、磁気抵抗素子(AMR/GMR)、磁気インピーダンス素子(MI)などを用いた磁気センサの基礎と高感度化技術を修得し、高精度な製品開発に活かそう! 

講師の言葉

 磁気センサは従来半導体ホール素子が広く用いられ、その応用機器として、各種ロータリーエンコーダーや位置検出および磁束計測(ガウスメーター)がある。近年は、磁性体材料(強磁性体など)を用いた新しいセンサ素子の開発が盛んであり、例えば巨大磁気抵抗素子は、HDDの読みと用として用いられている。また、車載分野の磁気センサの応用としてHV/EVで競争が激化しているレゾルバと電流センサがある。電流センサにも巨大磁気抵抗素子は用いられている。
 民生用ではナビやモバイル機器で電子コンパスの搭載が進みスマートフォンでは標準搭載されている。電子コンパスと加速度センサなどを組み合わせた9軸モーションセンサも開発されており、スマートウォッチのジェスチャー認知、歩数計、方位計、傾斜方向検知の応用が可能となっている。バーチャルリアリティ用の3次元位置センサも磁気式のセンサが開発されている。
 医療分野では、超電導量子干渉素子(SQUID)による、心磁計や脳磁計を常温で動作する超高感度磁気センサで実現する試みがある。また、MRIなどのセキュリティー用として、磁気センサ方式の金属検知器が実用化されている。
 本講では、ホール素子IC、磁気抵抗素子(AMR/GMR)、磁気インピーダンス素子(MI)などを用いた磁気センサの基礎と高感度化および最新動向について解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月04日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・磁気センサの開発や磁気センサを利用したシステム開発の担当の技術者 (車載機器、ナビケーション、モバイル機器、ゲーム機、電流センサ、電子コンパス、レゾルバ、ポジションセンサ、医療機器、生体磁気計測装置ほか関連企業の方)
予備知識 ・電気回路、電子回路、電磁気、基礎的は物理についての知識
修得知識 ・ホール素子IC、磁気抵抗素子(AMR/GMR)、磁気インピーダンス素子(MI)などを用いた磁気センサの基礎と高感度化および最新動向
プログラム

1.磁気センサの基礎
  (1).計測対象と種類
  (2).動作原理
  (3).計測システム
  (4).信号処理

2.高感度化の技術動向
  (1).AMR素子
  (2).TMR/GMR素子
  (3).MI素子
  (4).SQUID

3.最新応用技術
  (1).車載用磁気センサ
  (2).電子コンパス・モーションセンサ
  (3).物検知、金属検知
  (4).3次元位置計測
  (5).心磁図・脳磁図

キーワード 磁気センサ 磁性体材料 レゾルバ 電流センサ 電子コンパス 加速度センサ モーションセンサ SQUID MPI 
タグ センサ医療機器磁石・磁性材料車載機器・部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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