FPC(フレキシブルプリント回路基板)の新技術と電子機器への応用

〜 スマートフォン・車載用途・IoTなど電子機器の多様化機能に対応するFPC技術 〜

・長年に亘りFPCの開発・設計に携わってきた講師が、基礎からわかりやすく解説する講座

・FPC技術・資機材の開発方向を学び、高機能化技術および自社製品の開発へ活かすための特別講座!

講師の言葉

 FPCは、いわゆる“柔軟な配線板”の総称である。FPCは1970年代より、日本で本格的に小型民生電子機器用途に適用され、その市場は急成長を遂げた。
 今日でもFPCは、スマートフォンをはじめ、あらゆる小型電子機器に応用されており、更にその技術進化を続けている。
これらのFPCの継続的ニーズの源は、FPCが柔軟なプラスティックフィルムと金属箔(銅箔が多い)で構成されているために「静的曲げ(折り紙機能)」と「動的曲げ(摺動機能)」の2つの機能を併せ持つためにある。また、小型電子機器の「軽薄短小化」要求にマッチングしているためでもある。
 現在、FPCの応用途は「車載の電子化」、「ウェアラブル」、「IoT/M2M」という新市場にも拡大応用されている。本セミナーでは、これらの新市場動向を含め、それに応用される新FPC技術に関して紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月27日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・FPCに関連する資機材メーカー技術者、マーケティング担当
予備知識 ・小型電子機器に関する市場動向やFPCに関する基礎知識があると理解が深まります
修得知識 ・今後のFPC技術動向を理解できる。また、FPC資機材への開発方向が分かる
プログラム

1. FPCの市場推移と今後の新市場動向について
  (1). FPC注力市場分析(スマートフォン、自動車、ウエアラブル、IoT)
  (2). FPC用途別動向

2. スマートフォン市場・技術
  (1). スマートフォングローバル市場動向
  (2). 今後のスマホ機能進化とFPCへの要求
      a. スマホディスプレイ進化と対応FPC実装技術
      b. 有機ELディスプレィ・μLEDディスプレィ動向
      c. 3Dタッチ技術動向

3. 車載市場・技術
  (1). 車載用途FPC技術動向
  (2). FPC応用の実例

4. FPC高機能化技術
  (1). 高速対応FPC技術開発
  (2). 薄型・細線化FPC技術動向

5. ウエアラブル・IoT/M2M市場・技術
  (1). 伸縮FPCの開発
  (2). 生分解性FPC開発
  (3). FPCセンサ開発(ヘルスケア用途)

6. FPC技術開発に必要なビジネスマッチング
  (1). FPC開発の成功例と失敗例
  (2). 顧客要求とのマッチング事例

キーワード FPC フレキシブルプリント基板 IoT 有機EL μLEDディスプレィ 3Dタッチ 技術動向
タグ プリント基板電子機器電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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