熱設計のための伝熱の基礎と計測技術・検証および可視化技術 〜デモ付〜

〜 熱抵抗の低減と熱伝導率の向上・温度測定および煙・表面流れの可視化 〜

・伝熱工学における重要なポイントと熱設計の検証技術をわかりやすく解説する講座

・確かな熱移動・冷却の実現と検証技術について、デモを交えて修得する特別講座!

講師の言葉

 熱設計では、経験的なノウハウだけでは思わぬ落とし穴に陥ることがあるため、伝熱工学の基礎を正しく理解しておく必要があります。伝熱工学といっても、熱設計で必要なポイントは限られているため、本セミナーでは特に重要なポイントに焦点を当てて、わかりやすく解説します。
また、CFD解析の普及により、機器内の三次元的な流れ場や温度分布を容易にシミュレーションできるようになりましたが、本当に正しく解析できているかの判断が極めて難しいのが現実です。そこで、熱設計の検証技術として、正しい温度を測定するための基礎知識やノウハウ、さらには流れを可視化する技術について、デモを交えながら紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年07月24日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・伝熱工学の主要なポイントを短時間で学びたい方 ・熱電対や放射温度計を用いて正確な温度を測定したい方 ・流れの可視化に取り組んでみたい方
予備知識 ・高校までで学ぶ数学・物理の初歩的な知識
修得知識 ・伝熱工学の主要なポイントの理解 ・熱電対および放射温度計の測定誤差を低減するノウハウ ・流れの可視化(スモークワイヤ法など)を簡易に行うノウハウ
プログラム

1. 伝熱工学の基礎 
  (1). 熱の移動とは?
      a.伝熱の基本3形態
      b.電気回路との相似性
      c.熱抵抗
  (2). 多くの熱を移動させるには?
      a.熱抵抗を小さくする方法
      b. 熱伝達率を高める方法
  (3). 速く冷ます(暖める)には?
      a.熱容量と時定数
      b.ビオ数との関係

2.熱設計の検証(温度計測技術)
  (1). 熱電対の正しい使い方
      a.熱電対の正しい結線方法
      b.熱伝導誤差と応答性
      c.表面温度測定の注意点
  (2). 放射温度計の正しい使い方
      a.種類と特性(最近のトレンド)
      b.温度測定誤差要因
      c.正しい温度を測定するポイント(デモ付)

3.熱設計の検証(流れの可視化技術)
  (1). 煙による可視化
      a.簡便な手法の紹介
      b.スモークワイヤ法のデモ
  (2). 表面流れの可視化
      a.簡便な手法の紹介
      b.サーモグラフィ法のデモ

キーワード 伝熱工学 熱抵抗 熱伝達率 熱容量 ビオ数 熱設計 熱電対 熱伝導誤差 スモークワイヤサーモグラフィ
タグ 電子機器伝熱熱設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日