〜 固体潤滑の種類・利点と潤滑剤・潤滑膜による摩擦・摩耗の低減法と応用例 〜
・固体潤滑研究で活躍する2名の講師陣が実務に活かせるよう基礎から解説する講座
・固体潤滑技術をマスターし、機器の高性能化・高機能化を実現するための特別講座!
〜 固体潤滑の種類・利点と潤滑剤・潤滑膜による摩擦・摩耗の低減法と応用例 〜
・固体潤滑研究で活躍する2名の講師陣が実務に活かせるよう基礎から解説する講座
・固体潤滑技術をマスターし、機器の高性能化・高機能化を実現するための特別講座!
第1部
近年高温や真空中など潤滑油の使用できない特殊環境下で低摩擦・低摩耗が実現できる固体潤滑が注目され、広く研究されている。現在固体潤滑剤として、二硫化モリブデンやグラファイトなどが主に利用されているが、被膜状にして用いると被膜が摩耗してなくなった時点で、摩擦・摩耗が大きくなる問題がある。
本講義では、まず固体潤滑の基礎について説明を行った後、トライボケミカル反応を用いて、絶えず摺動面に低摩擦の固体潤滑剤が生成される摺動材料を状態図や形成される化合物の結晶構造などから予測して作製する方法について解説する。
第2部
各種機械、装置などの高性能化、小型化にともない微少量の摩耗、微小な摩擦力変動が問題になり、トライボロジー特性に関して表面層の重要性が増大している。例えば、磁気ディスク装置では荷重が小さく、マイクロトライボロジーと呼ばれる極表面の摩擦現象になり、炭素系固体潤滑膜による潤滑が行なわれている。
マイクロマシン、ナノテクノロジーの開発においてもトライボロジーは重要な検討課題になっており、長期間の信頼性を確保するためには摩耗の低減が課題になっている。さらに環境マネジメントの重要性の増大とともに自動車や産業機械のエネルギー消費による環境負荷増大が大きな問題となっている。
これらの問題を解決するためには摺動部品の摩擦を低減させ、摩擦耐久性を向上させる必要がある。ここでは固体潤滑膜についてナノメータスケールで組成および構造を変化させトライボロジー特性を改善する方法について応用展開を含め紹介する。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 加工・接着接合・材料 |
受講対象者 | ・自動車をはじめとした輸送機器、機械、電子機器などにおいて研究開発、設計、生産技術、信頼性保証などに関わる技術者の方 ・固体潤滑技術の研究開発および応用を進めている研究者・技術者の方や固体時潤滑に関心のある技術者の方 |
予備知識 | ・材料科学、機械材料、トライボロジーなどの知識のあることが望ましいが、ないという前提で解説を行う |
修得知識 | ・固体潤滑の基礎や材料科学を考慮した応用技術 ・トライボロジー特性改善するための表面形成技術 |
プログラム |
1. 固体潤滑の基礎と特殊環境(高温・水中等)下での応用
2.固体潤滑膜の形成とトライボロジー特性および摩耗低減・応用展開 |
キーワード | 固体潤滑 自己潤滑性 トライボケミカル トライボロジー 薄膜 摩擦 摩耗 固体潤滑膜 スパッタリング イオンプレーティング DLC ダイヤモンド・ライク・カーボン |
タグ | トライボロジー、機械、機械要素 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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