電子部品・電子機器の信頼性評価・安全設計と不具合未然防止策

〜 FMEA・FTA・コンカレントエンジニアリングと未然防止への活用法、信頼性試験と試験後の評価・分析方法 〜

  • 電子部品の不具合を防止するための代表的手法と設計に活かす信頼性試験結果の分析・評価について解説する講座!
  • より複雑化する信頼性の要求に応じるとともに、好ましくない事象を事前に検討し対策を講じ、電子部品・機器の安全設計・不具合防止に活かそう!

講師の言葉

(第1部)

 製品のライフサイクルが短くなり、製品開発期間が短くなる中で、設計初期段階から安全、品質とコストを作りこみ、次工程以降での手戻りを最小限にすることへの要求が強くなってきています。この要求を満たすためには、好ましくない事象が起こってから対応するのではなく、好ましくない事象が起こらないように事前に検討し、対策を講じることが重要になってきています。

 本講座では、電子部品・電子機器の開発における安全設計を中心に、不具合を未然に防止する取り組みと取り組みで用いる手法を紹介します。

(第2部)

 電子機器は、カーエレクトロニクス、ウェアラブル端末、医療機器など幅広い分野で利用されています。高機能化、軽薄短小化とともに要求される信頼性はより複雑化しています。高温・低温下での正常動作にとどまらず、振動、衝撃、腐食環境、紫外線など、環境負荷に対する信頼性は多角的に評価し保証する必要があります。各種信頼性試験に関する基礎知識ととともに、試験後の評価や分析方法についての考え方を整理して説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年09月13日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電子部品・電子機器開発設計に携わる若手技術者及び電子部品・電子機器開発設計において若手技術者を指導する立場の中堅技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・FTA、FMEAとその応用 ・コンカレントエンジニアリング ・各種信頼性試験の考え方と試験種類 ・試験後の評価方法(強度評価、材料および界面物性評価) ・先端機器を含む分析技術
プログラム

第1部 安全設計を中心とした不具合未然防止

1. 不具合の未然防止

  (1). 不具合の未然防止とは

  (2). 不具合の未然防止とリスクマネジメント

2. 不具合の未然防止のための手法

  (1). FTAを用いた不具合の未然防止

  (2). FMEAを用いた不具合の未然防止

  (3). 工程FMEAを用いた不具合の未然防止

  (4). DRBFMによる不具合の未然防止

3. コンカレントエンジニアリングの未然防止策への応用

  (1). コンカレントエンジニアリングを用いた未然防止策への取り組み

第2部 不具合解析に活かすための信頼性試験と分析・評価

1. 電子機器における信頼性の考え方と試験方法

  (1). 信頼性試験の考え方

  (2). 信頼性試験・環境試験の種類

  (3). 各種試験後の評価方法(強度評価、物性評価)

2. 電子機器および部品の故障解析

  (1). 市場で発生する故障解析事例と発生原因の特定

3. 不具合解析・信頼性評価を行ううえで必要な分析・評価技術

  (1). 電子顕微鏡観察、局所分析技術

  (2). 表面分析

  (3). 化学分析

キーワード 電子部品 FMEA DRBFM 信頼性試験 環境試験 故障解析 表面分析 化学分析
タグ 信頼性試験・故障解析設計・製図・CAD電子機器電子部品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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