熱疲労・高温疲労の基礎と信頼性確保および対策技術

〜 クリープの基礎、低サイクル疲労、熱応力・熱機械疲労の基礎と破損の防止、余寿命予測法 〜

  • エンジンやタービンなどの高温機器の安全性・信頼性を確保するための講座!
  • 高温における損傷機構について学び、強度設計・保守・解析や余寿命予測に活かそう!

講師の言葉

 高温機器の安全性や信頼性を確保して使用するためには、クリープのみならず高温疲労および熱疲労について理解することが重要です。特に、機械・構造物の設計・開発、保守・維持管理を行うためには、弾塑性力学や破壊力学などの力学的観点と微視組織の経時変化などの材料学的な観点から現象を理解することが必要となります。

 本講座では、力学的観点と材料学的な観点から高温における損傷機構を説明するとともに、高温で使用する機器や設備の強度設計および保守管理について解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年09月11日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車部品、輸送機、機械、構造物、設備、エンジン、タービンなど高温部品の設計、構造解析、保守に携わる技術者の方 ・熱疲労、高温疲労について基礎から学びたい方
予備知識 ・材料力学の知識 ・材料の基礎
修得知識 ・金属材料の高温疲労、熱疲労の基礎が修得できる ・高温で留意すべき力・温度・材料の相互関係の基礎的な考え方が習得できる ・高温機器の設計、保守管理における基本的な考え方が習得できる
プログラム

1. 高温強度について

  (1). 高温の定義と材料学的現象

  (2). 熱応力、一次応力と二次応力

  (3). 高温材料強度の難しさ

2. クリープの基礎 

  (1). 変形と破壊

  (2). 強度評価法

  (3). 長時間強度外挿法

3. 高温疲労の基礎

  (1). 疲労破壊過程

  (2). 低サイクル疲労と高サイクル疲労

  (3). クリープ疲労

  (4). 強度評価試験法

4. 高温破壊力学の基礎

  (1). 疲労き裂進展と破壊力学パラメータ

  (2). クリープき裂進展と破壊力学パラメータ

  (3). クリープ疲労き裂進展

  (4). き裂進展試験法

5. 熱疲労・熱機械疲労の基礎

  (1). 熱疲労・熱機械疲労による損傷と破損

  (2). 熱疲労・熱機械疲労試験法

6. 熱疲労破損・高温疲労破損の防止

  (1). 破損の原因とその対策事例

  (2). 寿命・余寿命予測法

キーワード 熱応力 高温破壊疲労 クリープ疲労 き裂進展 熱疲労 余寿命予測
タグ 金属加工強度設計構造物材料力学・有限要素法
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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