成形不良対策に活かすためのCAE解析による射出成形不良発生メカニズムと精度向上技術への応用

〜 射出成形過程の可視化によるプラスチック成形品の残留応力発生メカニズムとソリ変形予測および精度向上技術 〜

・残留応力発生のメカニズムから変形量を予測する方法を学ぶ講座

・CAEによるシミュレーションや画像による可視化技術を通して、不良発生のメカニズムを理解し、不良防止や最適設計に活かそう! 

講師の言葉

 プラスチック射出成形品は、今後の軽量化を推進する上で金属の重要な代替品として期待されている。しかしながら、プラスチック材料は金属材料と比較して、寸法精度が得られにくいという欠点もある。さらに結晶性樹脂を持ちいた場合や、強化材として繊維を含有させた場合は、より顕著となる。ここでは射出成形過程の可視化を通して、この流動→固化の現象を定量化し、残留応力発生のメカニズムを考察する。さらにその考察をもとに、板厚方向を多層とした数値解析技術により、その変形量の予測に関しての新たな概念を提案する。なお、時間が許す限り、射出成形過程の色々な可視化映像も披露し、ソリ変形だけではなく、様々な成形不良現象の発生メカニズムを紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年06月28日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・プラスチック成形加工に携わる方 ・樹脂成形金型に携わる方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・射出成形シミュレーション解析技術とそり変形精度向上への応用技術 ・金型内樹脂流動の画像による可視化技術
プログラム

1.射出成形CAE解析とは
  (1).射出成形CAEの現状  
    a.流動解析 
    b.流動解析と伝熱解析
    c.ソリ変形解析
  

2.射出成形品のソリ発生要因
  (1).ソリ発生要因
    a.熱要因
    b.流動要因
    c.ソリ解析精度低下要因
  (2).解析精度向上のために
    a.成形品の物性測定(熱ひずみ測定)
    b.線膨張係数の算出
    c.線膨張係数の予測方法
    d.成形品の物性測定(分子配向度)
    e.線膨張係数と分子配向度
    f.線膨張係数の異方性と分子配向度

3.金型内可視化実験 
  (1).実験装置概要 
    a.可視化原理
    b.可視化金型構造
    c.PIV法
  (2).可視化実験  
    a.板厚方向可視化観察結果
    b.可視化観察からの知見
  (3).可視化実験と流速分布 
    a.流速分布とせん断力 
    b.せん断ひずみエネルギーの算出方法

4.ソリ解析精度向上への取り組み 
  (1).分子配向度と線膨張係数比
    a.線膨張係数の定義
    b.解析モデルと解析結果の評価 
  (2).固化層の成長と流動解析 
    a.固化層の成長測定結果  
    b.固化層成長を考慮した流動解析

5.ガラス繊維含有品のソリ変形挙動 
  (1).リブ付平板でのソリ変形挙動
    a.繊維有無によるソリ変形の差異実験と結果
  (2).ガラス繊維の配向測定
    a.X線CTと画像処理技術を駆使した配向測定  

6.射出成形過程の可視化画像と成形不良対策への応用 
  (1).ゲート部の樹脂流れ
  (2).ウェルド部の樹脂流れ
  (3).シボ部の樹脂流れ
  (4).金型界面の樹脂挙動
  (5).インサート品の樹脂流れ
  (6).流動中のガラス繊維配向観察
  (7).発泡成形における気泡成長

7.まとめ 

キーワード 射出成形 残留応力 CAE 流動解析 ソリ 熱ひずみ 線膨張係数 可視化 せん断 固化層 樹脂流れ 発砲成形
タグ ポリマープラスチックシミュレーション・解析信頼性試験・故障解析未然防止射出成形成形加工
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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