プレス金型の基礎とトラブル対策

〜 プレス金型の応用力学、金型の材質・熱処理およびトラブル例と問題解決策 〜

・プレス成形品の品質を左右する金型について基礎からわかりやすく解説する講座

・プレス金型に対する知識を総合的に学び、トラブルを未然に防ぎ、高品質な製品を開発するためのセミナー!

講師の言葉

 プレス金型は、古くは職人気質の方々の試行錯誤による設計、生産で完成する事が多くその技法、技術はあまり明解で無かった。一方現在の工業技術は、製品の大量生産、低コスト、高精度、高速度を要求している。   
 これらの問題を解決するには、金型の理論と知識を明確にし、その応用力学(基礎塑性力学含む)、材質、熱処理及び構造等を知ることが大切です。
 本セミナーでは、金型の見識を深め以上の内容を明確にし、代表的なトラブルに対する基本的な考え方を勉強、整理し、今後発生する製品
 及び金型の問題点の改良及び開発等の問題解決のための「原理原則」の基礎知識の積上げと技術の向上になることを期待しています。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年05月31日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・プレス成形品の設計、加工/金型設計、製作に従事する技能者及び技術者 ・品質管理、品質保証や生産技術の従事者 ・プレス材料、金型材料の研究開発に関わる研究開発者
予備知識 ・業務でプレス加工に関わっていると理解が深まります
修得知識 ・プレス金型の基礎 ・プレス加工におけるトラブル対策
プログラム

1.プレス金型の分類
  (1). プレスの型式
  (2). 板金、鍛造金型、伸べ尺とJIS規格
  (3). 其の他チューブフォーミング、プラスチック金型、射出成形金型等

2.プレス金型の応用力学(基礎塑性力学含む)
  (1). 機械設計と金型設計
  (2). 製品取り出しと安定性
  (3). 塑性学上の加工限界、冷却及び潤滑剤

3.金型の材質
  (1). 板金金型と熱処理
  (2). 冷・温・熱間金型と熱処理
  (3). 被加工素材

4.金型の熱処理
  (1). 炭素鋼(S-C)と状態線図
  (2). 同上焼きならし(Normarizing)、焼鈍し(Annealing)、焼入・焼戻(HeatTreatment)、
焼入(Qench)
  (3). 高速度鋼(SKH)、合金鋼(SKS)、合金工具鋼(SKS,SKD,SKT)

5.金型の構造例 (工程)
  (1). .曲げ→絞り→抜き(板金例)
  (2). 潰し→粗→仕上げ→抜き(鍛造例)
  (3). ブランクホルダー、上ノックアウト、下ノックアウト

6.代表的なトラブル例と対策
  (1). 成形型面のアレ、ヘタリ
  (2). ポンチの損傷、ダイの損傷
  (3). 精度不良、摩耗、折損

キーワード プレス金型 塑性力学 熱処理 焼きならし 焼鈍し 焼入 焼戻
タグ プレス金属加工成形加工
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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