不良を出さないプラスチック射出成形技術と設計のポイント

〜 成形品設計(樹脂選定、形状設計)、金型設計、成形加工の諸工程で品質を作り込むノウハウ 〜

・射出成形技術の基礎から適切な不良対策設計まで詳細に解説する講座

・成形不良のメカニズムおよび原因と対策のポイントを修得し、小型・薄型・軽量・高性能・低コスト化に対応した製品開発に活かそう!

 

*サンプル品を多数展示し、実物を見ながら理解できます

講師の言葉

 実際のプラスチック製品や成形品の製作に当たっては、製品用途における要求品質・品位を定め、販売価格や製作コスト、製作期間などのいわゆるQCDに沿ったものづくりが行われます。お客様の要求は厳しくなる傾向にあります(「小型化」、「薄型化」、「軽量化」、「省電力化」、「機能・性能の高度化」、「低コスト化」等々)。これら制約の中で「美しいプラスチック製品」を製作することになるわけです。
 しかしながら、形状設計をし、樹脂を決め、金型を作り、成形加工をすれば、全てが美しい成形品になるとは限りません。望まない品質の成形品(成形不良)となってしまうこともあります。理想の成形品品質を得るためにはどうすれば良いかということは、設計だけでなく製作関係者の最も大きな関心事だと思います。
 本セミナーでは、要因となる「樹脂」、「金型」、「成形加工」の知識、製品化工程での品質作り込みについて説明し、その後に「主な成形不良における成形品設計のポイント」の話をいたしますので、理解も深まると思います。
 2016年10月にK2016(ドイツ デュッセルドルフで開催の国際プラスチック博覧会)を視察いたしました。セミナーでは金型や成形加工のビデオ上映および入手した成形品を展示いたします。見て触れることで先端技術動向を感じ取っていただければと思います。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年04月13日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・射出成形不良の発生メカニズムを知り、成形品質向上に活かしたい方 ・プラスチック成形品に関わる製品設計者および金型設計者の方 ・プラスチックに関する基礎知識を必要とする方 (研究・開発、成形加工、品質保証・管理、資材・購買、営業等)
予備知識 ・射出成形不良を理解するための関連知識を説明しますので、事前の準備は必要ありません
修得知識 ・射出成形不良の発生メカニズム ・射出成形不良の対策の考え方 ・樹脂材料の基礎知識 ・射出成形金型の基礎知識 ・射出成形加工の基礎知識
プログラム

1.プラスチックのものづくり概要
  (1).製品を市場に出すということ
  (2).企画、設計から試作、量産、納品までの全工程概観

2.射出成形不良の概要
  (1).成形不良とは何か(加工直後、出荷時、ユーザー使用時)
  (2).成形不良の主要因(樹脂/形状設計/金型設計/成形機および周辺機器)
  (3).成形不良としないための諸工程での品質作り込み

3.不良を出さないための樹脂の知識
  (1).樹脂の特性(その1)
    a.熱可塑性と熱硬化性
    b.結晶性と非結晶性
    c.性能向上のための特性改質
     ・異なる樹脂同士を混ぜる
     ・繊維を加える(ガラス繊維、炭素繊維)
     ・添加剤を加える
  (2).樹脂の特性(その2)
    a.成形加工に関する特性
     ・ 度と体積(PVT特性)
     ・流動性(粘性)

4.不良を出さないための金型の知識
  (1).射出成形金型の構造
  (2).射出成形金型の機能
    a.流す(スプルー/ランナー/ゲート)
    b.形を作る(キャビティ)(エアー排出)
    c.固める(冷却)
    d.取り出す(離型)

5.不良を出さないための射出成形加工の知識
  (1).射出成形機(射出装置および型締装置)
  (2).成形サイクル
  (3).保圧とゲートシール

6.主な成形不良における成形品設計のポイント
  (1).バリ
    a.バリの主要因と対策
    b.形状設計の悪さによる発生メカニズム
  (2).ウェルドライン
    a.ウェルドラインの主要因と対策
    b.ウェルドラインを目立たなくする諸方策
  (3).ひけ、ボイド
    a.ヒケ、ボイドの主要因と対策
    b.ボイドと機械強度不足による折損事故
  (4).そり、変形
    a.そり、変形の主要因と対策
    b.そりを回避する諸方策
  (5).ショートショット
    a.ショートショットの主要因と対策
    b.ヘジテーションによるショートショット
  (6).シルバーストリーク
    a.シルバーストリークの主要因と対策
    b.現場規則が活かされない人的要因の事例
  (7).焼け
    a.焼けの主要因と対策
    b.流動途中のエアー溜まりを逃がす諸方策
  (8).寸法ばらつき
    a.寸法ばらつきの主要因と対策
    b.金型設計と成形品寸法の精度

7.国際プラスチック博覧会(K2016)の視察報告
    K2016(ドイツ デュッセルドルフ)
    ※展示サンプルを手にとってご覧いただけます

キーワード 射出成形 ひけ バリ ショートショット シルバーストリーク 金型 成形不良 プラスッチック 成形加工 射出成形 ボイド ウェルドライン 熱可塑性 熱硬化性 焼け
タグ プラスチック金型射出成形成形加工
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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