マルチボディダイナミクスの基礎と産業機械への活用事例

〜 マルチボディダイナミクス系の座標系・キネマティクス、拘束式、解析法と具体的な応用例 〜

・産業応用が進むマルチボディダイナミクスを基礎から体系的に学ぶための講座

・マルチボディダイナミクスを修得し、複雑な機械システムの設計開発へ活かすための特別講座!

講師の言葉

 マルチボディダイナミクスは動力学の一分野ですが動的システムの予測技術とも考えられます。完成された動力学を基礎に、新しい定式化法に基づき複雑な機構を含むマルチボディシステムの方程式をコンピュータで導出し解析します。
これにより近年のコンピュータの計算能力の著しい向上と相まって宇宙構造物、車両、建機、精密機器などの複雑なマルチボディシステムの動的挙動を解析により予測することができるようになってきました。その結果、産業界ではものづくりや製品開発に積極的に利用されるに至っています。
 本セミナーでは、マルチボディダイナミクスの役割、位置づけ、ものづくりへの応用、さらに基礎理論を学んだあとに、実際の活用事例を学びます。最後に今後の発展や可能性を述べます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年04月18日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械の設計、開発に携わる初学者 ・汎用ソフトウェアを用いて解析を行う技術者、解析者 ・航空・宇宙、自動車、建機、各種機械、ロボット、バイオメカ二クス等に携わる技術者
予備知識 ・力学、数学の基礎知識があれば理解が深まります
修得知識 ・マルチボディダイナミクスの役割と位置づけ、開発や設計でのかかわり、ものづくりへの応用の重要性 ・マルチボディダイナミクスの基礎理論の修得でソフトウェアの正しい利用法、物理的判断と工学的判断の向上 ・マルチボディダイナミクスの活用分野と今後の発展分野
プログラム

1.マルチボディダイナミクス (MBD) 概論
  (1). マルチボディダイナミクスとは何か
      a. マルチボディシステムの動力学としてのマルチボディダイナミクス
      b. マルチボディダイナミクスの役割や位置づけは何か
      c. マルチボディダイナミクスはどのように発展したか
  (2). ものづくりに役立つマルチボディダイナミクス
      a. 初級技術者が理解すべき、ものづくりの観点からのマルチボディダイナミクス
      b. CAEとしてのマルチボディダイナミクス
      c. MBD解析とFEM解析はどう違うのか、どこが似ているのか

2.マルチボディダイナミクス基礎理論
  (1). マルチボディダイナミクス系の座標系とキネマティクス・・・具体的な機構モデルの例
  (2). マルチボディダイナミクス系の拘束式の導出・・・具体的な機構モデルの例
  (3). マルチボディダイナミクス系の運動方程式の導出・・・具体的な機構モデルの例
  (4). マルチボディダイナミクス系の解析法・・・具体的な機構モデルの例

3. 応用が広がるマルチボディダイナミクス
  (1). 産業分野への適用例の紹介
      a. 開発とものづくりへの応用
      b. 具体例
        ・建設機械の例
        ・自動車の例
        ・その他の例
  (2). 汎用マルチボディダイナミクスの解析例の紹介
        ・機械システムへの応用
  (3). 将来展望

キーワード マルチボディダイナミクス MBD解析 キネマティクス
タグ 機械機械要素設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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