塑性加工の基礎とせん断・成形・塑性結合技術への応用

〜 せん断、曲げ、深絞り加工、冷間鍛造技術とコスト低減および製品差別化技術 〜

・塑性変形の原理、原則をマスターし、効率の良い成形加工を実現するための講座

・塑性加工の基礎、特徴を学び、成形品の高精度かつコスト低減、他社製品との差別化を図るためのセミナー!

講師の言葉

 塑性加工は、生産性に優れている、材料を有効に活用できる、加工硬化による強度向上や一体化による品質向上(小形化、軽量化)が可能、組立機能がある、顕現性があり、特許化が容易であるなどの特長により、ものづくりの競争力の最上位に位置づける技術です。 

 しかし、強度の高い金属素材を所用の形状、精度に効率よく成形加工するためには、塑性変形の原理、原則に則った方法が必要です。
 本講座では、先ず塑性加工の適用分野を説明し、その加工の基礎となる力学・理論を分かりやすく紹介します。ついで、塑性加工の代表であるプレス加工について、各種の加工技術とその金型の構造と設計技術について解説します。
 さらにプレス加工以外の各種の塑性加工技術の概要と特徴を述べます。最後にコスト低減、製品競争力強化のための塑性加工技術活用の考え方と事例を紹介します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年04月17日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車、電気機器、産業機器関連の製品、部品の設計者、生産技術の担当者 ・金属材料の研究開発担当者 ・プレス機械、鍛造機械の研究開発、設計担当者
予備知識 ・材料力学の基礎知識(応力、ひずみが理解できる程度)
修得知識 ・塑性力学、材料(被加工材料、金型材料)、部品生産性設計、金型技術など塑性加工に必要となる幅広い知識。 ・塑性加工技術活用によるコスト低減、および製品競争力強化のヒントを得る(具体的事例の紹介)
プログラム

1.塑性加工の基礎
  (1). 塑性加工の種類と特徴
  (2). 塑性力学の基礎
      a. 応力とひずみ
      b. 降伏条件
      c. 塑性変形と静水圧応力
  (3). 塑性加工に関わる試験法
  (4). 塑性加工用被加工材料
  (5). 金型(パンチ、ダイ)材料と表面処理

2. 板材プレス加工の基礎
  (1). 慣用せん断加工
  (2). 精密せん断加工(PWパンチ、PWダイ)
  (3). 曲げ加工
  (4). 深絞り加工
  (5). 複合加工

3. プレス金型の構造と設計
  (1). 金型の種類と特徴
  (2). 金型設計の基本

4. 各種塑性加工の基本と応用事例
  (1). 冷間鍛造
  (2). 塑性結合
      a. 板材の塑性結合
      b. バルク材の塑性結合
  (3). 回転成形

5. 競争力をつけるための塑性加工の最適化
  (1). コスト競争力強化の着眼点
  (2). 製品差別化の着眼点
  (3). 開発の具体事例

キーワード 塑性加工 パンチ ダイ せん断 曲げ加工 深絞り 複合加工 プレス金型 冷間鍛造 塑性結合 バルク材 回転成形 
タグ 金属金属加工成形加工
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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