気体・流体軸受の基礎と設計法およびトラブル対策 〜ソフト・デモ付〜

〜 軸受設計の基本、軸受の動特性解析方法、各種軸受形状に対する設計、製作のコツ 〜

・流体軸受の構成、基本特性、設計方法、評価技術を学び、機械設計に応用するための講座

・流体軸受の設計、製作のコツを修得し、高速化、清浄化、静音化に対応した製品開発に活かそう!

 

*設計に活かせるサンプルプログラムを配布いたします

講師の言葉

 油や気体を作動流体として用いる軸受は、回転軸を非接触で支持可能であることから、高速回転機械や清浄、静音を要する機械で用いられてきた。この軸受を自ら設計して実用していくためには、計算と製作に関するコツを習得する必要がある。
 本講習では、油や気体を作動流体として用いる軸受について、構造、種類、基礎設計方法、製作に関する注意点、特性を測定するための方法と分析方法について解説する。さらにこれらの軸受で生じる問題とその対策方法についても解説する。講習ではサンプルプログラムを配布し、その使用方法について紹介する。さらに軸受の実物を見て、製作および実用に対する理解を深める。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年04月13日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 新たに気体・流体軸受の使用を検討している以下の方に有用です  ・回転機械の高速化を検討している技術者の方  ・回転機械の静音化を検討している技術者の方  ・高い回転精度を要する回転機械の開発を検討している技術者の方  ・清浄な環境で運転する回転機械を開発する技術者の方
予備知識 ・特に必要としません。基礎からわかりやすく解説します
修得知識 ・流体軸受の構成、基本特性、設計方法、評価技術 ・軸受の基本性能を受講者自身で計算できるようになります
プログラム

1.気体・流体軸受の概要
 (1).気体・流体軸受の作動原理
 (2).気体・流体軸受の利点と欠点
 (3).産業におけるこれまでの利用分野

2.軸受を設計するための基本
 (1).基礎方程式
 (2).軸受形式
 (3).絞りの形式
 (4).負荷容量、剛性
 (5).ニューマティックハンマによる自励振動問題

3.軸受の基礎設計法
 (1).流体軸受
    a.スラスト軸受
    b.ラジアル軸受
 (2).気体軸受
    a.スラスト軸受
    b.ラジアル軸受
 (3).軸受の動特性解析方法の紹介
 (4).サンプルプログラムの紹介

4.軸受を作る
 (1).加工精度に関する注意点
 (2).材料に関する注意点
 (3).各種軸受形状に対する設計、製作のコツ
 (4).実際の軸受の回覧および構造の説明

5.軸受の基礎特性の測定
 (1).軸受の形状計測
 (2).必要となるセンサ類
 (3).静的、動的な測定方法(圧力分布(感圧塗料、測定孔)、負荷容量、軸振動)
 (4).静特性データのまとめかた
 (5).動特性データのまとめかた
 (6).測定のコツ

6.軸受に関するトラブル対策
 (1).軸受の焼き付き
 (2).回転軸の振動・共振

キーワード 気体軸受 流体軸受 ニューマティックハンマ 自励振動 スラスト軸受 ラジアル軸受 動特性解析 軸振動
タグ 精密機器・情報機器機械機械要素軸受け
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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