機械加工における振動問題とその適切な対策・ポイント 〜1人1台PC実習付〜

〜 振動・振動特性の測定と分析、強制振動・自励振動の発生機構と対策 〜

・加工時の各種振動問題に対応するための知識と実践力を修得するための講座

・振動の測定と分析法、工作機械の動剛性、サーボ機構、びびり振動に関わる原理、機構、手法などを修得し、振動対策に活かそう! 

*PCは弊社でご用意いたします

講師の言葉

 切削加工を行う上で、しばしば各種の振動問題が発生します。これらの振動問題の原因を分析し、適切に対処するためには、まず測定方法と周波数分析の基本を知り、さらに機械の動的な特性を評価・検討するための知識が必要です。
 一方、振動の原因は、サーボ機構の制御特性や摩擦特性、部品精度、機械構造の振動特性や過大な加工条件、切りくず生成機構など、多岐にわたり、特にサーボ系の不安定振動、摩擦振動、再生びびり振動といった自励振動は、強制振動に比べて理解が困難です。
 そこで、本講演では、振動の測定と周波数分析、工作機械の動剛性、サーボ機構、びびり振動に関わる基礎的な原理、機構、手法等の全体像について把握するとともに、基本的な振動問題に対しては事例や演習を通じて深い理解と実践力を修得することを目指します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年04月10日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・生産技術者、工作機械や工具、ツーリングの設計開発技術者
予備知識 ・必須ではないが、機械振動学、制御工学、切削加工学、周波数解析に関する基礎知識を有することが望ましい ・エクセルの使用知識
修得知識 ・加工時の各種振動問題について、それらの発生機構から分析方法、対策までの全般的な基礎知識を修得する
プログラム

1.振動・振動特性の測定と分析
 (1).切削時に発生する振動の測定と周波数分析
   a.振動マークの分析
   b.センサーによる測定
   c.フーリエ変換(周波数分析)
 (2).コンプライアンス伝達関数
   a.伝達関数の意味
   b.表現方法
   c.インパルス応答法による測定

2.切削プロセスが関与しない振動
 (1).強制振動
   a.ベアリング損傷
   b.可動部の部品精度
   c.加加速度
   d.モーター駆動力の変動
   e.その他
 (2).自励振動
   a.摩擦振動
   b.サーボ系の不安定性

3.切削プロセスが関与する振動
 (1).強制振動
   a.断続切削
   b.切りくず生成の周期性
 (2).自励振動
   a.材料除去プロセスと再生効果、モードカップリング
   b.プラウイングプロセスとプロセスダンピング

キーワード 加工振動 周波数分析 フーリエ変換 インパルス応答法 強制振動 自励振動 サーボ機構 切りくず生成 モードカップリング びびり振動
タグ 金属加工切削・研削機械工作機振動・騒音
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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