プラスチックの劣化メカニズムとその防止策

〜 ポリマーの劣化機構、劣化の原因となる自動酸化反応、安定化のための添加剤の活用法 〜

・プラスチックにおける劣化の原因を学び、防止するための講座

・化学劣化の防止に有効な添加剤の効果的な活用法について学び、製品品質の安定化に活かそう!

講師の言葉

 高分子材料は有機化合物であり、その製造、加工、使用時において化学的劣化を受ける。これらの劣化は主に自動酸化反応による有機材料のダメージによる。

 本セミナーでは、劣化の原因となる化学反応について説明し、化学劣化の防止に有効的な対処法としての添加剤の使用とその役割、さらに添加剤の高性能化の研究について解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年03月31日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策
受講対象者 ・プラスチック・高分子材料の製造、加工などに従事されている方
予備知識 ・有機化学の基礎
修得知識 ・高分子材料の劣化原因と関係する化学反応 ・高分子材料の劣化を防止する添加剤(酸化防止剤 ・酸化防止剤の高機能化
プログラム

1.ポリマーの劣化機構

  (1).劣化と自動酸化反応

    a.連鎖開始反応

     ・遷移金属イオン連鎖開始反応

     ・熱連鎖開始反応

     ・光連鎖開始反応

    b.連鎖分岐反応

     ・アルキルラジカル(R・)の反応

     ・アルキルペルオキシラジカル(ROO・)の反応

     ・アルコキシラジカル(RO・)の反応

    c.連鎖停止反応

  (2).熱劣化と光劣化

2. ポリマーの安定化 −添加剤の活用法

  (1).酸化防止剤の役割

  (2).フェノール系酸化防止剤

  (3).イオウ系酸化防止剤

  (4).リン系酸化防止剤

  (5).紫外線吸収剤

  (6).ヒンダードアミン系光安定剤

3.添加剤の相互作用

  (1).相乗作用

  (2).拮抗作用

4.酸化防止剤の高機能化

  (1).ヒンダードアミン系光安定剤

  (2).フェノール系酸化防止剤

キーワード プラスチック ポリマー 自動酸化反応 熱劣化 光劣化 添加剤 
タグ ポリマープラスチック寿命予測信頼性試験・故障解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
contact us contact us
各種お問い合わせは、お電話でも受け付けております。
03-5322-5888

営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日