〜 透過色素と吸収色素それぞれの特性と留意点、各種工法と最新技術、加工点温度モニタリング、加工パラメータ選定のポイント、失敗例とその対処法 〜
・溶着素材、レーザ技術、それぞれの専門家が最新動向や事例を交えて解説する特別講座
・レーザ樹脂溶着技術の最新技術と最適活用法、加工品質向上、トラブル対策のポイントを修得しよう!
〜 透過色素と吸収色素それぞれの特性と留意点、各種工法と最新技術、加工点温度モニタリング、加工パラメータ選定のポイント、失敗例とその対処法 〜
・溶着素材、レーザ技術、それぞれの専門家が最新動向や事例を交えて解説する特別講座
・レーザ樹脂溶着技術の最新技術と最適活用法、加工品質向上、トラブル対策のポイントを修得しよう!
第一部: オリヱント化学工業(株) 執行役員 社長室長 山本 聡 氏
第二部: 浜松ホトニクス(株) 開発本部 レーザデバイス開発グループ 松本 聡 氏
レーザ樹脂溶着は、特許失効に伴い黒色同士のレーザ透過溶着を用いられるようになっています。
また、従来は、レーザ樹脂溶着の優位性を説明して参りました、今回は溶着品質或いは、その因子についてヒントとなるような講演にしたいと思います。
弊社では、熱可塑性樹脂、特にエンジニアリング・プラスチックスにおいて赤外線レーザを透過する黒色着色材と赤外線レーザを吸収し発熱する着色材の双方を提案しております。レーザ樹脂溶着における基本工法であるレーザ透過溶着法に対しては、色材メーカーの立場でマスターバッチ製品を保有しており顧客への提案をしております。また、高強度で突合せ溶着が可能なACW工法を提唱し、複数の大手素材メーカーに対してそれぞれ特許ライセンスを行っております。
今回は、新たなに、レーザ透過溶着法の弱点、或いはACW工法の弱点をそれぞれ解決する方策としてHybrid−LTW工法について説明致します。
既に、自動車、家電分野の部品で採用されており、今後のレーザ樹脂溶着技術の普及と活用の推進のためこの度の講演をお引き受けいたしました。聴講者の知りたい情報に出来るだけ沿うように心がけるつもりです。
開催日時 |
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開催場所 | 大阪会場 (たかつガーデン) |
カテゴリー | 加工・接着接合・材料 |
受講対象者 | ・部品・部材の接合・接着・設計関係者、生産技術者、樹脂材料技術者 |
予備知識 | ・樹脂に関する基礎知識があるとよい ( http://www.ltw.jp で予備情報は収集できます) |
修得知識 | ・レーザ溶着技術の基礎、実用における課題とトラブル対策 ・樹脂溶着の代表的な各種工法と最新技術および最適化のポイント ・加工条件最適化のためのパラメータ選定、加工点温度モニタリング方法 ※個別相談をご希望の場合、事前にご質問内容をご連絡ください。 |
プログラム |
第一部: レーザ樹脂溶着技術の基礎と各種工法および最新技術(材料の視点から) 始めに 樹脂溶着を語る前に、各種 熱可塑性樹脂の熱特性 エンプラとは、金属代替を狙う樹脂成形材料のことです。 レーザ樹脂溶着の必須要素(光と熱による可塑化)
1.レーザ樹脂溶着の基礎 (1).樹脂材料の各種接合方法 (2).レーザ樹脂溶着の実用例 (3).レーザ樹脂溶着の基本原理 (4).レーザ樹脂溶着の3つの原理 (5).樹脂溶着に使用するレーザ (6).レーザ樹脂溶着の特徴とメリット (7).レーザ樹脂溶着実用化のための“5つの壁”
2.加工の実際(レーザ透過層) (1).樹脂材料の分類 (2).樹脂材料のレーザ透過特性 (3).レーザ樹脂溶着の重要な光学特性因子 (4).レーザ透過色素 (5).黒色にする意匠性と黄変防止 (6).レーザ透過色素に求められる性能 (7).既存黒色染料・顔料の問題点 (8).レーザ透過色素の光学特性 (9).レーザ透過黒色色材 eBIND LTW-seriesの特徴
3.加工の実際 (レーザ吸収層) (1).レーザ吸収色素 (ポリアミドを中心に) (2).溶着不良を考察する (3).同じエネルギー密度でも異なる溶融プール (4).レーザ吸収する色素 安定な溶着品質を得るために。材料吸収aとは。 (5).材料吸収と溶融プールの形状 (6).温度モニタリング結果と溶融プール (7).材料吸収 同値 カーボンブラックとeBIND LAWの比較 (8).吸収材料の違いによる溶着の良否を考察する (9). 溶着テスト結果
4.吸光度制御法 (ACW(R)法について) (1).レーザ樹脂溶着用成形材料 (2).ACW(R)原理と3つの特徴 (3).突合せ溶着 (4).隙間許容範囲の拡大 隙間(GAP)に強い (5).ACW(R)の溶着痕課題への解決策 (6).ACW(R)工法の溶着同軸モニタリング (7).PA以外の樹脂材料への適用
5.Hybrid−LTW工法 (1).ACW(R)の重ね合わせ溶着の限界事例 (2).レーザ透過溶着法の弱点 (3).Hybrid−LTW工法の提案 (4).Hybrid−LTWの効果と強度 (5).Hybrid−LTW工法による高速化 (6).ギャップ(隙間)に強いHybrid−LTW工法 (7). 他の工法と比較
第二部: レーザ樹脂溶着におけるモニタリング法およびパラメータ設定のポイント、トラブル対策事例
1. レーザ樹脂溶着に適したレーザとは 2. レーザ樹脂溶着時の加工点温度モニタリング
3. レーザ樹脂溶着におけるパラメータ 4. 溶着の失敗例とその対処法 5. 質疑・応答 |
キーワード | レーザ樹脂溶着 熱可塑性樹脂 赤外線 透過溶着法 吸光度制御法 レーザ吸収法 加工点温度モニタリング |
タグ | レーザ、樹脂・フィルム、成形加工、接着・溶着 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
大阪会場 (たかつガーデン)住所: 〒 543-0021 大阪府大阪市天王寺区東高津町7−11電話番号 : 06-6768-3911 新大阪駅からお越しの場合: JR新大阪駅- > JR/近鉄 鶴橋駅 -> 近鉄大阪上本町駅 JR新大阪駅- > JR難波駅 -> 近鉄難波駅 -> 近鉄大阪上本町駅 JR新大阪駅- > JR天王寺駅 -> 「あべの・上本町」巡回バスにて近鉄大阪上本町駅下車 http://www.kintetsu-bus.co.jp/route/circlebus/ 大阪伊丹空港からお越しの場合: リムジンバスにて約40分 http://www.okkbus.co.jp/timetable/itm/t_ueh.html |
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