第五世代(5G)携帯に向けたミリ波技術の基礎と最新動向

〜 ミリ波無線機の基本要件、各国の周波数割り当て状況、WirelessHD、WiGig開発動向 〜

・ミリ波無線機の基礎から最新の規格や技術動向を詳しく解説する特別講座

・実用化に向けて研究開発が一段と進んでいるミリ波技術の最新技術と動向を先取りし、製品開発に活かそう!

講師の言葉

 スマートフォンの普及により、携帯端末で扱うデータ量が爆発的に増加しています。同時に、無線通信速度としても、より高速な通信が可能な技術が要求されています。無線通信速度の向上のため、逼迫しているマイクロ波帯(-30GHz)ではなく、ミリ波帯(30GHz-300GHz)での無線通信に注目が集まっています。
 近い将来での実現が計画されている第五世代携帯電話でもミリ波の利用が検討されており、益々重要性が高まっています。また、次世代無線LANとして知られるWiGigでも60GHzのミリ波帯を使い、現状の無線LANに比べて100倍以上高速な数Gbpsの伝送レートが報告されています。スマートフォンやノートパソコンへの搭載に向けて期待が高まっています。
 本セミナーでは、ミリ波無線機の基礎から、最新技術と動向、そして市場動向など、その最前線を徹底解説いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年01月25日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・無線機設計者の方 ・高周波ボード設計者の方 ・高周波パッケージ設計者の方 ・ボード・パッケージ材料開発者の方 ・アンテナ設計者の方 ・アナログ回路設計者の方
予備知識 ・電気の基本的知識
修得知識 ・ミリ波無線機の概要、従来の無線機との違い ・回路技術開発動向 ・無線通信の基本的知識 ・無線通信速度の動向
プログラム

1.ミリ波とは
  (1).ミリ波の特徴
  (2).第五世代携帯電話(5G)の動向
  (3).ミリ波のアプリケーション
  (4).無線通信
  (5).ミリ波レーダー
  (6).ミリ波イメージング

2.ミリ波無線機技術
  (1).ミリ波無線機の基本要件
  (2).ミリ波伝播特性(伝播損失、指向性、回折、干渉)
  (3).第5世代(5G)携帯電話
  (4).次世代60GHz無線LAN
  (5).60GHz帯無線規格(WiGig, IEEE802.11ad/802.15.3c、WirelessHD)
  (6).各国の周波数割り当て状況
  (7).IEEE802.11acとの比較(5GHz帯利用規格)

3.ミリ波無線機の開発動向
  (1).WirelessHD開発動向
  (2).WiGig開発動向(国内)
  (3).WiGig開発動向(海外)
  (4).近接通信開発動向
  (5).研究機関開発動向

4.ミリ波無線機の課題と将来展望、実用化スケジュール
  (1).無線伝送速度の将来展望

キーワード ミリ波 第五世代携帯電話 伝播損失 指向性 回折 干渉 60GHz無線LAN WirelessHD WiGig
タグ アンテナ通信無線モバイルコンピューティング
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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