プラスチック熱成形(真空・圧空成形)加工技術の基礎と成型不良対策 〜個別相談付〜

〜 熱成形加工プロセス、加熱方式の種類と温度制御、成形方式と事例、製品設計時における品質向上のポイント、成形不良対策・事例 〜

・生産性が高く、小ロットに適した成形加工技術を解説する講座

・複雑な形状の製品も大量に生産が可能な熱成形技術のポイントをつかみ高品質な製品開発に活かそう! 

講師の言葉

 熱成形(真空成形)は熱を加えると軟化し、冷やすと再び硬化するというプラスチックの特性を活かした加工技術です、プラスチックのシートを加熱し軟化した後に金型の上にかぶせ金型内の空気を外部に吸引して真空状態にして軟化しているシートを金型にそって変形させ製品形状に成形させます。この際、圧縮した空気を用いて金型内の空気を外へ押し出すことにより、複雑な形状の製品を成形することもできます。これを圧空成形といいます。プラスチックシートを2次加工する熱成形は、薄肉製品や大型製品が容易に成形可能。また、成形型が安価、試作品を短期間で成形できる、生産性も高いなどのメリットがあり、少ロットの試作から大量生産まで適応した工法です。

 講座では、熱成形に関する加工プロセスや成形方式などの基礎知識を深めながら、各種用途事例の紹介や品質を左右する要因などを解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年03月01日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・プラスチックの成形加工や製品開発に携わっている方 (自動車成形品、家電成形品、食品容器、トレー(工業用・部品)、建材、ほか) ・熱成形の知識を更に深めたい方
予備知識 ・プラスチックならびに機械装置の基礎的知識があれば更に理解が進みます
修得知識 ・熱成形による各種加工工法、製品、金型、成形条件、品質向上などの基礎知識 ・品質向上策とそのポイント
プログラム

1.熱成形と熱成形材料

  ・熱可塑性樹脂

2.加工プロセス(概要)

  (1).材料供給

  (2).加熱

  (3).成形

  (4).後処理

3.シートの加熱方式

  (1).加熱方式の違い

a.輻射加熱

b.接触加熱

c.熱風加熱

  (2).ヒーターの種類

  (3).シート温度制御

4.成形方式

  (1).オス型&メス型成形

  (2).真空&圧空&プレス成形

  (3).プラグ成形

  (4).ブロー成形

  (5).両引き真空成形

5.成形事例

  (1).食品容器(多種、多用途に対応)

  (2).プラスチックトレー・部品トレー

・自動車部品、電子部品、建設、農業、畜産用

  (3).家電成形品(冷蔵庫ドアライナー・内箱)他

  (4).自動車成型品(部品、メータパネル、内装品)

  (5).その他、建材、看板、バスタブ(大型品)

  (6).最近の事例

6.製品設計時の品質向上への留意点

  (1).収縮率

  (2).展開倍率

  (3).製品に対する要求機能

  (4).製品コスト

7.成形品の質を左右する要因と成形不良対策

  (1).材料

  (2).機械

  (3).金型

  (4).成形条件

  (5) 成形不良対策と事例

    

8.まとめと質疑応答(個別相談)

 

キーワード 熱成形 加工プロセス 加熱方式 温度制御 成形方式 収縮律 展開倍率 成形条件          
タグ プラスチック射出成形
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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