熱電発電技術の基礎とモジュールの開発および応用例

〜 熱電発電のメカニズム、特性評価方法、モジュールの構造および製造技術、応用と実証実験 〜

・注目されている熱電変換のゼーベック効果や実用化技術について解説する講座

・熱電発電の原理・禿頭から発電モジュールの開発技術を先取りし、製品開発へ応用しよう!

講師の言葉

 深刻なエネルギー問題に直面している人類、その解決策の一つは身の回りにあふれる熱エネルギーを利用して発電することにある。希薄分散している熱エネルギーからの発電を可能にする技術として、ゼーベック効果を利用する熱電変換に注目が集まってきた。

 本セミナーでは熱電変換の原理、特徴などの基礎から、代表的な熱電材料の性能と計測技術、発電モジュールの開発と実用化に向けた実証試験の現状について説明する。最後には熱電発電の将来展望について講義する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年01月17日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・材料、デバイスメーカー、研究者の方 ・焼却炉、工業炉、自動車など排熱を出す熱機関のメーカー及びユーザーの方 ・エネルギーハーベストに関連する電気・電子系企業、研究者の方 ・新エネルギーに興味をお持ちの企業、研究者の方
予備知識 ・電気、電子、固体化学、伝熱、エネルギー変換の基礎知識や新エネルギーについて情報をお持ちですと理解が深まります
修得知識 ・熱電発電の基礎 ・研究を始めるに当たっての準備 ・現在の無機系熱電発電技術の状況や将来展望
プログラム

1.熱電変換技術の基礎と概要

  (1).熱電発電への期待

    a.原油埋蔵量

    b.莫大な排熱

  (2).熱電発電のメカニズム

    a.ゼーベック効果

    b.ペルチェ効果

  (3).熱電発電のつよみ

    a.熱電発電の特徴 

    b.実用例

    c.熱電発電性能指数

  (4).熱電変換の特性評価方法

    a.ゼーベック係数の評価方法

    b.電気抵抗率の評価方法

    c.熱伝導度の評価方法

  (5).熱電材料の特性と課題

    a.低温域材料(200℃以下)

    b.中温域材料(200〜500℃)

    c.高温域材料(500℃)

2.モジュールの構造および製造技術と実用化研究

  (1).モジュールの構造と課題

    a.モジュール構造

    b.モジュールの比較

    c.モジュールの分類

    d.実用化阻害要因 

  (2).モジュールの製造技術

    a.接合技術

    b.発電評価

    c.耐久性評価

    d.カスケードとセグメントモジュール

  (3).応用例と実証試験

    a.冷却応用

    b.宇宙応用

    c.自動車実証

    d.焼却炉・工業炉実証

   

3.熱電発電の将来

  (1).熱電発電の現状

    a.発電コスト

    b.実用化に必要な性能

  (2).近い将来の熱電

    a.熱電特性の向上

    b.ナノテクと熱電材料

  (3).未来の熱電発電

    a.超高性能化へのアプローチ

    b.ロードマップ 

キーワード 熱電変換 熱電発電 ゼーベック効果 ペルチェ効果 熱伝導度 電気抵抗率 ナノテク
タグ エネルギーエネルギーマネジメントシステム蓄電電源・インバータ・コンバータ電子部品熱交機器・熱電変換発電
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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