アンテナ設計の基礎と最新技術および最適設計への応用

〜 アンテナの基礎、アンテナ形状を最適化する手法、最適化アルゴリズム、電磁界解析、代替モデルによる高速処理 〜

・アンテナと電波の基礎を学び、アンテナ設計の最適化に活かすための講座

・ワイヤレス通信やレーダーの必須デバイスであるアンテナの最適設計法を修得し、高性能な製品開発に役立てよう!

講師の言葉

 アンテナは無線通信、レーダなどになくてはならないデバイスですが、その設計には深い知識とノウハウが必要です。近年は電磁界解析シミュレータの普及が進み、アンテナの形さえ入力すればその性能は容易に解析できます。しかし、その形をどのように設定し、変更していけば目的のスペックが得られるのでしょうか?

 本セミナーはその疑問に答えるべく企画いたしました。最初にアンテナと電波の基礎事項を説明し、次に形状を最適化するための最適化手法を説明します。そのあと代表的なシミュレータに取り入れられている電磁界解析手法について概観します。最適化アルゴリズムは繰り返し法を使いますので計算時間が長くなります。そこで近年注目されている代替モデルをつかった処理の高速化も取り上げます。最後に、これまで講師が実施したアンテナの最適化の事例について紹介いたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年03月29日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・無線機器を開発設計する技術者の方
予備知識 ・初歩的な電磁気学と電気回路の知識、プログラミングの経験があれば理解が深まります
修得知識 ・スペックを満足させるアンテナの形を得る方法に関する知識 ・アンテナだけでなくRF回路設計にも適用できます
プログラム

1.アンテナの基礎

  (1).平面電磁波

  (2).微小ダイポールからの電波の放射

  (3).いろいろなアンテナ

     a.半波長アンテナ

     b.接地アンテナ

     c.八木アンテナ

     d.反射板つきアンテナ

     e.スロットアンテナ

     f.パッチアンテナ

     g.レンズアンテナ

  (4).アンテナの利得

  (5).給電線路と整合

2.最適化アルゴリズム

  (1).最小化問題

     a.ニュートン法

     b.シンプレックス法

     c.直接探索法

     d.遺伝的アルゴリズム

  (2).多目的最適化とパレート解

  (3).繰り返しアルゴリズムの高速化〜代替モデルの使用

  (4).MATLABと最適化アルゴリズム

3.電磁界解析手法とシミュレータ

  (1).電磁界解析手法

     a.モーメント法

     b.FDTD法

     c.有限要素法

  (2).電磁界解析シミュレータ

     a.HFSS

     b.MW-Studio

     c.FEMTET

  (2).電磁界解析シミュレータとMATLABとのリンク

4.最適設計の事例

  (1).八木アンテナ

  (2).誘電体レンズアンテナ

  (3).透明MIMOアンテナ

  (4).ミリ波レーダアンテナ

  (5).車載アンテナ

  (6).ワイヤレス送電ループ

キーワード アンテナ 微小ダイポール 平面電磁波 パッチアンテナ スロットアンテナ シンプレックス法
タグ アンテナ通信変復調無線スマートフォンモバイルコンピューティング
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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