最適な金属熱処理加工技術の基礎と欠陥・トラブル対策および実例

〜 熱処理の材料と鋼の性質、焼鈍し・焼ならし・焼入れ・焼き戻し、表面熱処理、熱処理トラブルとその対策 〜

・金属熱処理の基礎から全般までを学び、欠陥やトラブル対策に活かすための講座

・一般金属熱処理の基礎から欠陥事例・トラブル対策までをマスターし、歩留まりの低い生産や表面処理に役立てよう!

講師の言葉

 熱処理は「ものづくり」に欠かせない技術の1つであります。 本講座では、 鉄鋼材料に関する一般金属熱処理技術の基礎をわかりやすく説明し、学んで頂ける内容にしております。後半では、熱処理トラブルに関する事例を紹介し、鋼の顔色(金属組織)から健康状態を判断して発生原因の推定を行なった事例等を解説していきます。

 今後も鉄鋼材料が使われる限り熱処理技術は必要不可欠な技術であります。(鋼を生かすも殺すも熱処理しだい)、この講座を機に熱処理に興味を持って頂き、もっと詳しく勉強したいと思っていただければ幸いです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年02月24日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・設計技術の方 ・生産技術部門の方 ・品質管理部門の方 ・製造部門の方 ・営業・購買部門等、基礎知識を習得したい方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・金属熱処理に関する基礎から全般
プログラム

1.熱処理加工入門・基礎について

  (1).熱処理とは?

2.材料について(鉄鋼材料の種類、鋼の誕生)

  (1).材料の種類

  (2).鉄鋼材料

  (3).鋼の誕生

    a.鉄鋼石から鉄を取り出す

    b.鉄をきれいにする(不純物+酸素を除去)

    c.連続鋳造と圧延

3.鋼の性質(鋼の顔)

  (1).鋼の性質を変える

    a.炭素や特殊元素による性質改善

    b.熱処理による性質改善

  (2).加熱(赤める)温度の重要性

4.熱処理の種類

5.Fe-C系平衡状態図

6.焼鈍し、焼ならし、焼入れ、焼き戻し

  (1).焼きなましと焼きならし

  (2).焼きなまし組織

  (3).パーライトの生成

  (4).鋼の焼入れ焼き戻し

  (5).鋼の焼入れ焼き戻し組織

7.S曲線(TTT線図)

8.質量効果

9.鉄鋼の機械的性質

10.熱処理欠陥(鋼の病気、欠陥例)

  (1).生まれが原因の病気(先天的)

  (2).育ちが原因の病気(後天的)

11.熱処理トラブル事例と対策

  (1).冷却速度不足による不完全焼入れ

  (2).表面脱炭

  (3).成形焼入れタイミングのズレによる割れ 

  (4).焼き戻しの歪み矯正タイミングのズレによる割れ 

12.全体まとめ

13.質疑応答 

 

キーワード 熱処理 鉄鋼 鋼 鋳造 圧延 焼鈍し 焼ならし 焼入れ 焼き戻し
タグ 金属金属加工熱処理表面改質
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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