リチウムイオン電池バッテリーマネジメントシステム設計と安全設計への勘どころ

〜 設計上の注意点、リチウムイオン電池の特性、内蔵回路の設計、機構設計、熱マネージメントと注意点 〜

・リチウム電池の特徴、特性を理解し、制御設計に活かすための特別講座!

・リチウムイオン電池を安全かつ効果的に使う技術と勘どころを修得するための特別講座!

講師の言葉

 電気自動車や据置型蓄電池が注目されており、需要も高まってきた。従来、これらのシステム化は電池メーカあるいは電池採用機器メーカが中心になって開発してきたが、最近では全く電池と関わりもなく、機器メーカでもない第3者メーカでも設計開発される機会が増えてきている。

 多くの設計者は電池の特性を十分に理解しないまま一般情報を元に電池を選定し、実評価もせず、机上で回路・機構設計をしている例が見受けられる。ところが、電池は物理反応だけでなく化学反応を伴うため、計算通りの動作をする訳ではない。電池の特性や挙動をよく把握した上で、その挙動に見合った制御をしないと、思わぬ落とし穴に遭遇してしまうことになり兼ねない。「想定外」として簡単に片付ける訳にはいかない場合もある。

 今回の講演では、転ばぬ先の杖として、事前にどういったことを想定して電池を選定し、設計する必要があるのかという指針を示したい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年01月23日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・電池の評価者・システム設計者 ・電池アプリケーションの電源担当者 ・BMS用IC、マイコン設計者
予備知識 ・簡単な電気回路・電池に関する用語
修得知識 ・電池の詳細な特性と評価ポイント ・BMSを設計するために必要な電池特性 ・制御アルゴリズムの考え方とポイント
プログラム

1.はじめに

  (1).リチウムイオン電池システムを設計するために

  (2).設計のための注意点

    a. 配慮が必要な点

    b. 設計上の注意点

    c. その他

    

2. リチウムイオン電池の特徴

  (1).いろいろなリチウムイオン電池

    a. 正極活物質種による違い

    b. 負極活物質種による違い

    c. 用途に適した電池を選択するためのポイント

  (2).リチウムイオン電池の代表特性

    a. 充放電特性

    b. サイクル特性

    c. 保存特性

  (3).安全性の評価

3.内蔵回路の設計

  (1).保護回路

    a. 保護の必要性

    b. 回路例

  (2).インテリジェント回路

    a. インテリジェントの考え方

    b. 残存容量の算出方法

    c. 回路例

  (3).バランシング回路

    a. バランシングの必要性

    b. バランシング方法

    c. 回路例

  (4).回路の評価

4. 機構設計

  (1).セルの連結

    a. 連結時の注意点

    b. 連結方法

  (2).ケーシング

    a. ケース材料の選び方(樹脂か金属か)

    b. ケースデザインの注意点

  (3).熱マネージメント

    a. 熱の解析

    b. 熱伝導と放熱(輻射)

5.その他

キーワード リチウムイオン電池 バッテリマネジメント BMS セル バランシング 熱マネジメント 電池特性 保護回路 安全設計 機構設計
タグ エネルギーエネルギーマネジメントシステムリチウムイオン電池蓄電電池
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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