エンジントライボロジーの基礎とフリクション低減技術

〜 エンジン部品の摩耗現象と対策事例とDLCによるフリクション低減技術 〜

エンジンの低フリクション化を実現した講師が、自らの経験と知識を基に解説する特別講座!

・参考書では得られないフリクション低減技術をマスターし、エンジン熱効率の更なる向上を実現しよう!

講師の言葉

 自動車会社25年間、公設試験機関10年間をほぼ一貫して、トライボロジーおよびDLCコーティングの研究開発に従事してきた実際の事例をもとに、主に自動車エンジン摺動部品にかかわるトライボロジー評価技術、材料適用技術およびDLCコーティング適用による大幅な摩擦低減技術をわかりやすく紹介します。
 いずれもOJT(On the job training)からの実際の事例に基づく内容であるので、参考書では得られない”実際に役に立つ″即戦力になる情報の収集だけでなく、研究、開発に従事しているエンジニアの方々には未踏領域を目指す取り組み方のヒントが得られれば幸いです。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年02月17日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・自動車会社・自動車関連部品会社および機械関連会社の摺動部品の研究開発や実験を担当している若手から中堅技術者の方
予備知識 ・機械系、自動車関連部品の生産・開発に関する実務経験やトライボロジー関連の知見があると理解が深まります
修得知識 ・実務に参考となる技術情報、開発・研究の取り組み方や実用的な摩擦低減の最先端技術情報を習得できます
プログラム

1. 自動車エンジンのトライボロジー
  (1). 実際のエンジン部品の摩耗現象と対策事例
      a. 種々の摩耗分類
      b. ディーゼルエンジンEGR負荷に伴う加速摩耗と対策事例
      c. LPGエンジンへのセラミックロッカーアームの適用事例
      d. ガソリンエンジンへの硬質コーティング材の適用事例
      e. 実際の摩耗解析に基づく対策の考え方
  (2). エンジンカムフォロワ摩擦摩耗評価法
      a. カムフォロワの摩耗評価法
      b. カムフォロワの摩擦特性評価法
  (3). エンジン油の摩擦、摩耗特性への影響
      a. カムフォロワの摩擦・摩耗に与える影響
      b. 無段変速機ベルトCVT伝達トルク向上

2.自動車エンジンのフリクション低減技術
  (1). フリクション低減技術事例
      a. 種々のフリクション低減技術の事例
      b. DLCコーティングを用いたフリクション低減技術
      c. 最近のDLCコーティング適用技術
  (2). DLCコーティング膜の評価方法
      a. 摩擦特性評価法
      b. DLC膜の密着・耐摩耗性評価法
      c. DLC膜の摩耗評価法(潤滑剤の影響)
  (3). DLCコーティング適用技術の動向
      a. アルミニウムピストンへのDLC適用技術
      b. 潤滑剤とDLCとの組み合わせによる超低フリクション特性

3.今後の技術展望

キーワード エンジントライボロジー エンジンフリクション 摩耗 エンジン油 エンジンフリクション DLCコーティング 潤滑剤
タグ トライボロジー機械自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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