プラスチック熱溶着・接合技術の基礎と強度評価・異材接合への応用

〜 熱板接合、射出接合、超音波接合、金属との接合技術、レーザ溶着工法と適用事例 〜

  • 代表的なプラスチック溶着技術の接合条件や形成メカニズムを学び、用途に合わせた溶着を行うための講座!
  • 各種の熱溶着接合や界面構造との関係性を学び、最適な接合工法・樹脂材料の選定や、適切な接合条件の確立により、高品質なプラスチック溶着を実現しよう!

講師の言葉

(1〜5章)

 高分子材料の接合技術は、機械的接合(ネジ止め、かしめ等)、接着接合及び熱溶着接合に分けられます。本講座では熱溶着接合に関する熱板接合、超音波接合、射出接合および高分子材料と金属材料の接合について、その接合条件、接合界面構造の形成メカニズムおよび接合強度と界面構造との相関性を説明します。

(6章)

 レーザ溶着技術の基礎についてご紹介します。レーザ溶着に向いている樹脂の紹介を交えて、溶着メカニズムを説明します。レーザ溶着が進んでいる欧州での取組みと日系での取組みの比較しながら、適応材料などをご紹介します。さまざまな接合機がございますが、今回はガルバノ方式のファイバーレーザシステムを中心に紹介します。その結果から得られたデータを紹介し、皆様の今後の樹脂選定や検証方法についてお役立ちになればと考えております。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年01月19日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車部品、電子機器、電子部品、機械関連でプラスチックの接合に携わる技術者の方
予備知識 ・高分子材料の基礎知識(理系高卒程度)
修得知識 ・高分子材料の熱溶着接合に関する基礎知識、各種材料の接合における接合条件、接合方法の選択、接合界面の成形メカニズムおよび接合強度と界面構造の関係など ・レーザ溶着技術の基礎 ・ガルバノスキャニング方式による溶着方式
プログラム

1. 接合技術について

  (1). 接合の分類・特徴

  (2). 主な接合方法とその原理

  (3). 接合強度の評価方法

2. 樹脂材料の熱板接合

  (1). 接合温度の影響

  (2). 押し込み速度の影響

  (3). 接合圧力の影響

3. 樹脂材料の射出接合

  (1). 射出速度の影響

  (2). 射出温度の影響

  (3). 金型温度の影響

4. 樹脂材料の超音波接合

  (1). 超音波接合の基礎

  (2). 非結晶性異種材料の接合

  (3). 結晶性異種材料の接合

  (4). 非結晶性と結晶性材料の接合

5. 樹脂材料と金属材料などの接合

  (1). 金属の表面処理

  (2). 孔食法による接合

  (3). 陽極酸化法による接合

6. レーザ溶着メカニズムと適用事例

  ※6章は講師が変わります

  (1). レーザ溶着のメカニズム

  (2). 樹脂の代表的な接合方法とメリットデメリット

  (3). 主な合成樹脂の分類と用途

  (4). 各樹脂材のレーザ溶着適性

  (5). レーザ溶着が使用されている車載部品への取組み

  (6). レーザ溶着方法の種類、分類

  (7). レーザ溶着のポイント

    a. ワーク材質

    b. ワーク形状

    c. ワーク均一性

  (8). 加圧方式と接合面の形状

  (9). ガルバノスキャニング方式

  (10). ファイバ方式について

  (11). 照射ビーム径可変機構

  (12). 特殊なレーザ溶着

キーワード プラスチック溶着 熱溶着 熱板接合 接合温度 射出接合 超音波溶着 レーザ溶着 孔食法 表面処理
タグ プラスチック成形加工接着・溶着
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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