• 2017年02月02日(木) 10:30 ～ 17:30

１． プラスチック製品開発上の留意点

　　(1). プラスチック製品の企画・設計〜量産までのフロー

　　(2). 製品にプラッスチックを適用する段階

　　(3). 製品形状設計と部品図作成段階

　　(4). 試作評価から量産化の段階

２． プラスチック材料の種類と特徴、選定

　　(1). プラスチック製品と樹脂

　　(2). プラスチック製品（材料）の一般的特性

　　(3). 熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の特徴

　　(4). 汎用プラスチック、エンプラ、スーパーエンプラの特徴･分類･種類

　　(5). 結晶性プラスチック、非晶性プラスチックの特徴

３． 射出成形のための金型の基礎、生産性改善のポイント

　　(1). 金型の基本的な構造（２プレート金型、３プレート金型）

　　(2). 金型設計･加工の基礎、ポイント

　　　　a. 製品図〜金型設計・製作〜完成

　　　　b. 金型設計･加工フロー（含む、キャビティ･コア設計加工）

　　(3). 射出成形金型

　　　　a. キャビティ･コアの設計

　　　　b. アンダーカット処理方法

　　　　c. ランナ−･ゲートの種類と機能

　　　　d. エジェクター（突出し）

　　　　e. 冷却回路の機能・特徴

４． プラスチック射出成形の基礎

　　(1). 射出成形の原理・特徴

　　(2). 射出成形機の基本構造・動作

　　(3). 射出成形による成形加工

　　(4). 生産性改善

５． プラスチック製品（成形品）設計の基礎（含む、事例紹介）・ポイント

　　(1). パーティング

　　(2). 抜き勾配

　　(3). アンダーカット

　　(4). ゲート

　　(5). 成形部品間の組立・固定

　　　　a. 部品固定構造

　　　　b. 部品嵌合構造

　　　　c. 二次加工

　　(6). 材料消費量削減

　　(7). 組立容易化

６．射出成形不良とその対策

　　(1). 主な品質不良対策

　　　・ウエルド、ヒケ、ソリ・ネジレ、リブ・ボス　ヒケ・ショート、焼け、ジェッティング、フローマーク、 バリ、寸法精度

　　(2). その他品質不良対策

７． プラスチック製品開発技術動向・製品適用例

　　(1). 微細・高精度インサート成形

　　(2). 射出成形による異種材質接合一体化

　　　　a. 金属−樹脂の一体化

　　　　b. ガラス−樹脂の一体化

講師の著書を配布いたします。時間の都合上、材料、金型、成形、不良対策の詳細につきましては、扱いきれないところがございます。この点はセミナー後にご確認いただけます。また、プラスチック製品開発・販売においては、製品企画、製品設計、試作・評価、生産準備、生産の各プロセスの連携が不可欠です。この点も、書籍で補完します。

日本テクノセンター研修室