カム機構の基礎と最適なカム曲線算出法および設計への活かし方 〜1人1台PC実習付〜

〜 カム設計に必要なポイント、カム曲線算出の実習、代表的カム機構と動画による紹介、概略決定法によるカムサイズの算出法 〜

  • 板カム、平面溝カムなど、産業用途でよく使われるカムの基礎から設計に必要なポイントを解説する講座!
  • カムの基礎から的確な運動曲線(カム曲線)算出法まで学び、最適なカム設計に活かそう!

PCは弊社にて用意いたします。エクセルファイルは差し上げます。

講師の言葉

 カム機構は滑らかで確実な運動から高速自動機に使用されています。この高速機構を設計する際でも特殊な形状のカムはほぼ必要なく、板カム・平面溝カム・共役カム・端面カム・円筒溝カムで十分です。重要なことはカムによって駆動される従節端が的確な運動曲線(カム曲線)になっているかどうかです。

 そのためには、現在主流のカム曲線(変形台形、変形正弦、変形等速度曲線など)とカムに追従するリンク機構を理解することが必要です。

 本講座ではカム機構の動画を多数紹介することによって初心者でもカムを理解し易いように配慮しています。また、カム曲線の説明に際してはExcel(VBA)のプログラムで提供します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2017年01月17日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・各種自動機開発、設計者などでカムに携わる方 ・機械、電子、印刷、製本、食品、医薬、衣料、包装など (エンジン用カム、倣い旋盤用カムは扱いません)
予備知識 ・Excelの簡単な操作知識  (VBAやVisual Basicは不要) ・カム機構の初歩的な知識で大丈夫です
修得知識 ・カム機構の理解 カム曲線の理解 最適なカム設計の理解
プログラム

1. カムの種類とカム設計に必要な事項

  (1). 板カム、平面溝カム、共役カム、端面カム、円筒溝カム

  (2). カム曲線

  (3). 圧力角

  (4). 曲率半径

  (5). カム輪郭

2. カム曲線の特性値と数式 〜Excel実習〜

  (1). 単弦曲線

  (2). サイクロイド曲線

  (3). 変形台形曲線

  (4). 変形正弦曲線

  (5). 変形等速度曲線

3. カム設計に必要な基本カム機構の理論

  (1). タンジェント型機構

  (2). サイン型機構

  (3). リンク型機構

4.応用カム機構(特殊カムの使用例を動画で説明)

  (1). インデックスバレルカム機構

  (2). パラレルカム機構

  (3). ローラーギヤカム機構

  (4). その他応用カム機構

5. カムサイズの概略決定法 〜Excel実習〜

  (1). 最大圧力角の近似計算(平面、円筒)

  (2). 最小曲率半径の近似計算(平面、円筒)

6. 個別相談

キーワード 板カム 平面溝カム 共役カム 端面カム 円筒溝カム カム曲線 サイクロイド曲線 リンク型機構 パラレルカム 最大圧力角 最小曲率半径
タグ カム機械要素
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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