機能性高分子材料の難燃化技術とその応用

〜 LED用熱伝導樹脂の難燃化への応用、難燃剤の種類と特徴、熱伝導樹脂の開発事例 〜

・エキスパートの方が難燃化手法のポイントと最新技術を解説する講座!

・要求が高いLED用熱伝導樹脂に向けた難燃化システム設計のノウハウを学び、製品開発に活かそう!

講師の言葉

 高分子の難燃化技術が急速に進歩したのは、臭素系難燃剤がブームとなった1980年以降である。1980年以前にも高分子の難燃化技術開発は行われていたが、主にリン系難燃剤や水酸化アルミニウムを中心に展開していた。三酸化アンチモンと塩ビの組み合わせ難燃剤の発明は、1980年以前の画期的なイノベーションであり、武田邦彦博士によれば、この難燃剤よりも効果の高いシステムは、まだ現れていないという。
 しかし、この最強のシステムでも実火災の燃えさかる炎の中では燃えるのである。高分子の一次構造そのものを燃えにくくする研究も行われたが、難燃化機能以外の性能を求められたときには、対応できない技術だった。
 電子電気機器の業界で求められる高分子材料の機能を考えたときに、どうしても難燃化機能は二次的機能となる。すなわち完璧に燃えない機能よりも電子電気機器に要求される機能が優先されるのである。
 ゆえに高分子の難燃化技術は、各業界の難燃化規格に通過する設計が重要となってくる。本講座では、このような現実を考慮した機能性高分子の難燃化設計技術について講義する。高分子の難燃化システムの設計は、材料技術者にその責任がゆだねられているが、その責任を遂行するために必要な考え方を高分子の難燃化の歴史的背景を踏まえわかりやすく講義する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年10月04日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・高分子材料技術の初級者から上級者の方 ・高分子材料の専門外の方でも理解しやすいように具体例を基に講義します
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・難燃化技術の基礎と開発のポイント ・難燃化技術についてすでに出願されている特許を読み解き、特許回避可能な技術を見いだすレベルまで
プログラム

1.高分子の難燃化技術概論
 (1).高分子の難燃化技術の歴史と動向
 (2).特許から見た高分子の難燃化技術の動向
 (3).主な業界の対応

2.難燃剤使用における環境への影響
 (1).火災時の生成ガス
 (2).火災時の発煙

3.高分子の難燃性評価について
 (1).主な燃焼試験法とその特徴
    a.酸素指数測定装置
    b.UL燃焼試験
    c.コーンカロリメーター
 (2).その他の評価法
 (3).技術開発と評価技術

4.高分子の難燃化手法 -LED用熱伝導樹脂の難燃化への応用
 (1).主な難燃剤の種類と特徴
 (2).臭素系難燃剤について
 (3).ノンハロ系難燃剤の設計
    a.溶融型システム
    b.炭化型システム(インネッセント系システム)

5.新技術をどのように開発するのか
 (1).環境対応PC/ABSの開発事例
 (2).熱伝導樹脂の開発事例

6.まとめ

キーワード 難燃化技術 難燃剤 ノンハロ系難燃剤 溶融型システム 炭化型システム 環境対応PC/ABS 熱伝導樹脂
タグ 材料樹脂・フィルム電子部品伝熱熱設計LED・有機EL・照明
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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