熱処理技術の基礎と欠陥対策

〜 焼きなまし、焼きならし、焼入れ焼戻し技術と熱処理欠陥対策 〜

鉄鋼材料の特性を引き出すために必須となる熱処理について基礎からわかりやすく解説する講座

・熱処理によって鉄鋼材料の高強度化、耐摩耗性の向上を実現し、機械製品・部品の高信頼性を実現しよう!

講師の言葉

 鉄鋼は、金属材料として、世界で最もはば広く大量に使用されている。地球に存在する資源として大量にかつ安価に手に入れることができることが最大の理由である。 しかし、熱処理することにより、強さ、ねばさ、耐摩耗性などの機械的特性を、自由にかつ大きく与えることができる唯一の材料であることも見逃せない。
 機械=鉄鋼ともいえるこの材料の特性を支配する熱処理を知ることは、機械技術者としての必須条件である。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年12月19日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・輸送機器・各種機械、工具の設計開発、製造・生産技術、プラント・設備の設計に関わる方、金属材料の研究開発に関わる方、熱処理技術・表面処理技術に関心のある方
予備知識 ・実務で熱処理に携わっていると理解が深まります
修得知識 ・鉄鋼熱処理の基礎 ・主な機械部品用鋼の熱処理 ・熱処理、加熱、焼入れ、焼戻し、浸炭焼入れ熱処理欠陥と対策
プログラム

1. 鉄鋼熱処理の基礎
  (1). 鉄鋼材料には熱処理が必須!
       熱処理をして初めてその特性が出る
  (2). 鉄炭素平衡状態図
  (3). 鉄鋼熱処理=冷却速度

2. 一般熱処理作業
  (1). 焼きなまし
  (2). 焼きならし
  (3). 焼入れ焼戻し

3.JIS機械構造用鋼とその選び方
  (1). 化学成分系よりみた鋼材の種類
  (2). 焼入性にもとづく鋼材の選び方
  (3). 表面硬化処理のための鋼材の選び方
  (4). 被削性に注目した鋼材の選び方

4.主な機械部品用鋼の熱処理
  (1). 機械構造用炭素鋼
  (2). 機械構造用合金鋼
  (3). ばね鋼
  (4). 軸受鋼

5.表面熱処理作業
  (1). 表面熱処理の種類
  (2). 浸炭処理
  (3). 窒化処理
  (4). 高周波焼入れ
  (5). その他

6.熱処理欠陥と対策
  (1). 熱処理欠陥の種類
  (2). 加熱にともなう欠陥
  (3). 焼入れ、焼戻しにともなう欠陥
  (4). 浸炭焼入れにともなう欠陥

キーワード 熱処理 焼きなまし 焼きならし 焼入れ焼戻し 浸炭処理 窒化処理 高周波焼入れ
タグ 金属材料材料熱処理
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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