〜 排熱発電、エンジンからの廃熱回収、スターリングエンジンによる排熱回収 〜
・3名の講師陣が排熱(廃熱)有効利用における最新技術を解説する講座
・排熱(廃熱)を有効利用し、エネルギー効率の向上を実現するための特別講座!
〜 排熱発電、エンジンからの廃熱回収、スターリングエンジンによる排熱回収 〜
・3名の講師陣が排熱(廃熱)有効利用における最新技術を解説する講座
・排熱(廃熱)を有効利用し、エネルギー効率の向上を実現するための特別講座!
第1部
エンジンや燃焼炉などの高温熱源では、エネルギーの平均的な利用効率が30%未満と低く、大半が排熱として廃棄されている。こうした排熱を再利用して発電する方法として注目されているのが、熱を直接電力に変換する熱電素子である。近年のナノテク技術により、熱電素子の発電効率は飛躍的に向上し、実用化への環境が整いつつある。
排熱発電の実用化を支えるもう一つの技術が、パワーエレクトロニクスである。熱電素子からの電力は低電圧・直流出力であるため、100V電源として活用するためには、昇圧し交流化する必要がある。効率の良い変換回路を開発するため、シミュレーションと活用したパワーデバイスと回路の検討が有効である。排熱発電と電力変換回路について解説し、排熱発電の現状を明らかにする。
第2部
エンジンからの廃熱の特性ならびにその回収利用による車両効率向上技術について概説したうえで、エンジン排気熱を利用した燃料改質により化学的な廃熱回収と燃料着火性の制御を同時に可能とすることで高効率のHCCI燃焼を実現するシステムの研究例について詳しく紹介します。
第3部
現状、実用(軍用を含む)スターリング機関は、その加熱部に直接バーナ火炎を当てる、パラボラで太陽集熱させるなど800℃以上の高温で動作させる仕様であり、排熱回収にて高出力・高効率を得るのは難しい。スターリング機関を排熱で駆動するには排熱回収部となる加熱部熱交換器の多段化、エンジン構成、掃気量、圧縮比等を排熱回収用に設計する必要があるが、そのような試みは数少ない。
溶解保持炉・熱処理炉・ガス化炉など工業炉には高温の小型分散排熱源が多く、これら排熱回収にはスターリング機関が規模・効率・採算的に有利と言われている。有機ランキン・バイナリ機関、熱電素子など他の排熱利用方式と比較して、現在実証中の排熱回収スターリング機関の省エネ効果・採算性を説明する。
開催日時 |
|
---|---|
開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 化学・環境・異物対策 |
受講対象者 | ・排熱の再利用、とくに排熱発電に関心のある技術者 ・IoTなどのセンサー電源に、排熱発電を活用しようと検討している技術者 ・排熱発電からの電力を、交流100V電源とし活用しようと検討している技術者 ・排熱発電を実用化するためのパワーエレクトロニクス回路に関心のある技術者 ・低損失な電力変換回路に関心のある技術者 ・排熱発電用熱電素子及び電力変換回路のシミュレーションに関心のある技術者 ・小型分散排熱利用で動力や電力の回収を考えている方 ・小型分散バイオマス・コージェネ事業を検討されている方 |
予備知識 | ・排熱回収に関心があると理解が深まります |
修得知識 | ・排熱発生の現状、熱電素子の特性と性能、熱電発電のシミュレーション、実用化の現状 ・排熱発電の実用化のためのDC-DC変換器とエネルギー損失、低損失デバイスGaNデバイスの特徴、 ・エンジンからの廃熱の特性ならびにその回収利用による車両効率向上技術についての概要。廃熱回収とHCCI燃焼を組合せた高効率エンジンシステムの研究例 ・排熱回収スターリング・トリジェネ実証例 |
プログラム |
第1部 実用化迫る排熱発電とそれを支えるパワーエレクトロニクス 1.排熱発電がもたらすサステイナブルなエネルギー基盤 2.排熱発電の実用化を支えるパワーエレクトロニクス 3.排熱発電の実用化に向けた動き 第2部 エンジンからの廃熱回収による熱効率向上技術 1. エンジンの熱バランスと廃熱の特性 2. 自動車における廃熱利用技術の概説 3. 排気熱を利用した燃料改質による化学的な廃熱回収の例 第3部 排熱回収用スターリングエンジンの技術と開発動向 1. 熱機関について 2. 排熱から動力・電力へ 3. 排熱回収スターリング・トリジェネ実証例紹介 4. スターリングエンジンの量産普及と予想 |
キーワード | 排熱発電 パワーエレクトロニクス エンジン 廃熱回収 熱効率 回生ブレーキ 熱機関サイクル 熱電変換技術 排気熱 スターリングエンジン 熱交換器 スターリング・トリジェネ |
タグ | 環境、熱交機器・熱電変換 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
こちらのセミナーは受付を終了しました。
次回開催のお知らせや、類似セミナーに関する情報を希望される方は、以下よりお問合せ下さい。
営業時間 月~金:9:00~17:00 / 定休日:土日・祝日