化学物質の国内外におけるリスク管理制度と 対応・製品開発への活かし方 ~ワークショップ付~

〜 化学物質管理の要点と製品開発への活かし方、規制を逆手に取ったイノベーション創出 〜

国内外における化学物質管理制度とリスク管理について、ワークショップを通して深く理解できる講座

・企業の化学物質管理において知るべき知識とトレンドを学び、管理制度への対応、リスク管理、製品開発へ結び付ける特別講座!

講師の言葉

 企業にとって、「リスク」を如何に管理するか、ということは危機管理の観点からも持続的な発展のためにも不可欠な要素の一つであり、企業を取り巻く社会がグローバル化するなか、世界中の様々なリスクを想定しつつ、企業を運営していくことが求められている。
 そのようなリスク社会において、化学物質のリスクをどのように管理し、イノベーションに結びつけていくかを考えることは、決してネガティブなことばかりではない。
 本講義では、企業のリスクガバナンスに視点を置き、企業の化学物質管理において知るべき基本的な知識と現状のトレンドについて紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年12月06日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・化学品の研究開発、製造、品質管理、購買などに関わる方 ・環境対応、化学物質管理に関わる方 ・新たに化学物質規制法対応部署に配属された方 ・化学物質のリスク管理に関心のある方
予備知識 ・特に必要ございません
修得知識 ・化学物質におけるリスク管理 ・我が国の化学物質管理制度の現状とその基本となるリスク管理 ・国際的な化学物質管理制度のトレンド
プログラム

1.リスクとは何か
  (1). リスク社会を生きる
  (2). 様々なリスク(現代はリスクだらけ)
      a. 環境リスク(化学物質、地球温暖化など)
      b. 防災(地震、火山、風水害など)
      c. 食品安全(農薬、食品添加物、放射性物質など)
      d. その他(製品事故、日常生活など)

2.リスクを管理する(リスクガバナンス)
  (1). リスクガバナンスとは何か
  (2). リスク評価(科学的なアプローチが重要)
  (3). リスク管理(社会の関心事を勘案して)
  (4). リスクコミュニケーション(リスクガバナンスの基本はここに)

3 化学物質のリスク管理
  (1). 我が国の環境法令のしくみ(公害の反省)
  (2). 我が国の化学物質管理制度と関連法(減らすだけが方法ではない)
  (3). 国際調和と我が国の化学物質管理制度(諸外国の制度は無縁ではない)
  (4). 国際的な化学物質管理制度のトレンド(無秩序ではない化学物質管理制度)

4 企業活動と化学物質管理制度
  (1). 企業活動とコンプライアンス(国内法、諸外国の化学物質管理制度)
  (2). 化学物質の自主管理を勧める理由
  (3). BCP、ISOなどのソフトローとどう付き合うか
  (4). 地域における企業の役割と対話

5. 化学物質のリスク管理と製品開発・イノベーション
  (1). 材料の選定と化学物質管理制度
  (2). 商品開発後における想定外の事故の可能性
  (3). リスク管理とイノベーション

6.化学物質管理の未来を考える
  (1). ワークショップ(企業における化学物質のリスクマネジメントを考える)
  (2). まとめ

キーワード 化学物質 化学物質管理制度 リスクガバナンス リスク評価 リスクコミュニケーション 
タグ 化学化学物質環境
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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