機械の長寿命化・高効率化に活かすための摩擦・摩耗の基礎と対策

〜 摩擦・摩耗のメカニズムと金属・プラスチックにおける対策、摩耗損傷の評価、センシング・モニタリング法 〜

機械設計や機械設備のメンテナンスで不可欠なトライボロジーを体系的に理解する講座

摩耗損傷の評価・解析法やセンシング・モニタリング法も併せて学習し、機械の高効率化、長寿命化、高信頼性化に活かそう!

講師の言葉

 機械設計や機械設備のメンテンスにあたり、摩擦・摩耗にかかわる基礎知識(トライボロジーと呼ばれる分野の重要な一部)の理解は必要不可欠です。摩擦・摩耗特性は、運転条件、環境などに影響される複雑な現象ですが、体系的に学ぶ機会が少ない分野でもあります。そこで、摩耗設計・メンテンスを行うためには摩擦・摩耗の知識を習得し、併せて、摩耗のセンシング・モニタリング技術やその応用、また材料の摩耗評価のための試験法と解析手法を学ぶことが重要です。
 本セミナーでは、初学者にもよくわかるように、様々な形態の摩擦・摩耗に関する知識、摩耗損傷のセンシング・モニタリング手法、材料の摩擦・摩耗試験とその評価及び解析法についてわかりやすく解説します。機械の高効率化、長寿命化、高信頼性化に向けた機械設計、メンテンス、信頼性等にとって摩耗に係る諸問題の解決の糸口となる役に立つ講座です。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年11月24日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械や生産設備、自動車ほか関連企業の方 ・摩耗損傷で困っている現場、設計部門の方 ・摺動部の設計に当たって摩耗を予知できないか検討されている部門の方 ・材料の摩耗評価、摩擦・摩耗評価試験で困っている部門の方
予備知識 ・摩擦・摩耗の基礎(大学学部レベル)の予備知識があることが望ましいが、全くの初心者にもわかりやすい講義になるよう努めます
修得知識 ・摩擦・摩耗の基礎 ・各種材料の摩耗特性とその評価の考え方 ・摩耗損傷のセンシング・モニタリング法 ・摩耗損傷(表面損傷)の評価と解析法(現場の摩耗問題に対して解決の糸口が見つかる可能性もある)
プログラム

1.トライボロジーとは

2.表面の性質と接触
 (1).表面の特徴と機械的性質
 (2).弾性接触と塑性接触

3.摩擦の基礎
 (1).摩擦の形態
 (2).摩擦の法則と摩擦が発生するメカニズム
 (3).潤滑下の摩擦とメカニズム

4.摩耗の基礎
 (1).摩耗の分類とメカニズム
     a.凝着摩耗
     b.アブレシブ摩耗
     c.腐食摩耗
     d.疲労摩耗
 (2).摩耗形態とその遷移現象
 (3).潤滑下の摩耗とそのメカニズム
 (4).エロージョン摩耗とそのメカニズム
 (5).摩耗試験法とその評価

5.摩耗のセンシング・モニタリング法
 (1).摩耗粉のモニタリングによる摩耗評価技術
 (2).摩耗量のリアルタイムセンシング技術

6.摩擦・摩耗の対策
 (1).対策の考え方
 (2).金属、プラスチックの例

キーワード 摩擦 摩耗 トライボロジー 弾性接触 塑性接触 潤滑 凝着摩耗 アブレシブ摩耗 腐食摩耗 疲労摩耗 エロージョン摩耗
タグ トライボロジー機械自動車・輸送機設備
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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