金属3Dプリンターの基礎とその特徴を活かす新しい部品設計技術 〜演習・施設見学付〜

〜 金属3Dプリンターを活用した機械部品設計手法・活用法と造形データ作成演習 〜

・金属3Dプリンターを用いた演習と施設見学により、新しい部品設計技術が体感できる講座

・3Dプリンターを有効に活用することで、機械部品設計技術において圧倒的優位に立つための知識と体験ができる特別講座!

講師の言葉

 金属3Dプリンターは、新しい付加製造技術(Aditive Manufacturing、AM法)として、その活用が期待されている。しかしながら、金属3Dプリンタ―で作製できる部品の精度や性能、また造形上の問題点などについては、あまり情報がないのが現状である。そのため、我が国においては話題にはなるものの、未だ試すことさえも躊躇されるケースが多く、一時の熱気が冷めようとしている感さえある。
 一方、欧米においては、金属3Dプリンターを活用した市場が拡大しつつあり、製造装置だけでなく、これを活用した新しい機械部品設計技術などを含めた総合技術において、我が国に対して圧倒的な技術優位性を確立しつつある。 本セミナーでは、金属3Dプリンターの実演によって、基礎的な理解を深めるともに、金属3Dプリンターだから具現化できる新しい機械部品設計手法について、材料力学的観点から詳しい解説を行う。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年11月17日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・3Dプリンターによる製品設計に関心がある方 (自動車をはじめとした輸送機器、機械、電子機器、プラント、建材関連等における設計開発、生産技術、製造技術、 品質管理などに関わる方。また金属材料の研究開発に関わる方)
予備知識 ・金属3Dプリンターに関心があれば理解が深まります
修得知識 ・金属3Dプリンターの基礎的な理解を深めるとともに、金属3Dプリンターであるからこそ具現化できる新しい機械部品設計手法
プログラム

1. 金属3Dプリンターの基礎
  (1). AM法としての3Dプリンター
  (2). 金属3Dプリンターの原理
  (3). 造形可能な形状とそのデータ作成
  (4). 造形物の機械的強度
  (5). 問題点と可能性

2. 機械部品設計手法と活用法
  (1). 3Dプリンターで造形したマイクロラティス構造の機械的特性評価
  (2). 活用例1(衝撃吸収部材)
  (3). 活用例2(熱交換器)
  (4). 活用例3(最適化設計)

3. 造形データの作成演習

   CADソフトで簡単な3次元構造モデルを作成します。
  造形の際には、サポートを付ける必要がありますが、
  その基本的な考え方といくつかの例を説明します。
   これらを踏まえ、造形サンプルのデジタルデータを作成します。

4. 装置見学と造形デモ

   造形サンプルのデジタルデータを金属3Dプリンターに
インストールし、造形を行います。
この際に金属3Dプリンターおよびその付帯設備の見学を行います。
   造形プロセスを見ながら、プリンターの造形原理と金属3Dプリンターを
活用する際の問題点等について説明します。

5. 個別質問等

キーワード 金属3Dプリンター 3次元構造モデル
タグ 金属加工金属材料成形加工
受講料 一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込)
会場
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