有機ELの基礎とフレキシブル化技術およびアプリケーション開発への応用

〜 有機ELの原理・特徴・課題、塗布プロセスによる低コスト化、フレキシブル封止技術、有機ELの応用と今後の方向性 〜

  • iPhone搭載やディスプレイ市場で急伸する有機EL技術を先取りし、アプリケーション開発に応用するための講座
  • 軽量・薄型・低消費電力化が可能な有機EL技術を基礎から学び、その特徴を活かしたデバイス開発に活かそう!

講師の言葉

 有機ELは電気を流すことで発光する有機材料に基づいた発光素子であるが、ディスプレイや照明に応用され、非常に注目されている。本セミナーは有機ELの特徴、原理に触れた上で、通常使用される蒸着プロセスと、今後低コスト化として期待される塗布プロセスの違いを明らかとし、塗布プロセスの魅力やその課題について述べる。

 更にもう一つの特徴であるフレキシブル化に触れた後に、そのアプリケーションである有機EL照明に関しても詳細に解説する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年12月02日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備加工・接着接合・材料
受講対象者 ・有機ELに関係する材料、部材、パネル製造、セットメーカの方 ・照明機器メーカの開発、製造、設計技術者の方 ・部材メーカー、部品メーカーにおける開発者の方
予備知識 ・特にありません
修得知識 ・有機ELは、何が既存デバイスと異なるのか(優位性)に関する知識 ・今後の有機ELの方向性 ・有機ELディスプレイ・照明の知識 ・有機ELの特徴を活かす応用方法、材料知識、製造方法、製造コスト ・今後有機EL技術が大きく伸びるために解決しなければならない課題
プログラム

1.有機ELの概要と市場動向

 (1).なぜ有機ELが注目されるのか

 (2).iPhoneに関する有機EL動向

 (3).有機ELの市場予測

2.有機ELの特徴

 (1).有機ELの歴史

 (2).有機ELの原理(発光原理など)

 (3).人の目の特性

 (4).LEDとの違い

 (5).有機ELのメリット

3.蒸着型と塗布型有機EL

 (1).蒸着型有機EL

 (2).何故塗布プロセスが求められているのか

 (3).さまざまな成膜方法

 (4).生産方法の特徴

 (5).塗布型有機ELの将来

4.塗布型有機ELの現状と課題

 (1).塗布型プロセスの問題点

 (2).塗布型有機EL材料

 (3).主な成膜方法の問題点

5.フレキシブル化

 (1).なぜフレキシブル化が難しいのか?その対応

   a.ガラス基板における封止技術

 b.フレキシブル化の問題点

 (2).フレキシブル封止技術

  a.ディスプレイにおける封止技術

  b.山形大学におけるフレキシブル化の取り組み

6.有機ELのアプリケーション応用−有機EL照明

 (1).照明市場

 (2).有機EL照明の課題

 (3).有機EL照明の付加価値

 (4).塗布型有機EL照明

7.有機ELのアプリケーション応用−有機ELディスプレイ

 (1).各種ディスプレイの原理

 (2).有機ELディスプレイの特徴

 (3).有機ELディスプレイの技術選定項目

 (4).ウェットプロセスを用いた有機ELディスプレイ

8.照明・ディスプレイ共通の課題と対策

 (1).フレキシブル基板

 (2).塗布型透明電極

9.山形大学のアクティビティ

キーワード 有機EL 有機EL照明 塗布型有機EL ディスプレイ スマートフォン 有機ELテレビ iPhone  液晶
タグ 光学電気電子部品電池LED・有機EL・照明
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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