EMCの基礎と効果的なノイズ対策手法およびその事例

〜 ノイズの種類と発生メカニズム、シールドによる対策とノイズ対策部品の効果的な活用法、高速差動伝送路・無線機器・電源回路の対策事例 〜

  • 大手電子部品メーカーの現役エンジニアの講師陣が実務経験に基づき基礎から事例まで解説する講座!
  • 導体伝導および空間伝導ノイズ対策の基礎からポイントまでを身につけ、回路設計やノイズ対策に活かそう!

講師の言葉

 EMCの問題は日々変化しており、最近では無線機器を中心に機器内でのEMC問題であるイントラシステムEMC(自家中毒)の問題や、DCDCコンバータやワイヤレス給電など、電源回路のEMC問題などが増えてきています。

 EMC問題は変化していますが、適切に行えば、従来の対策手法を用いて対策できるものが多くみられます。そのため、EMC対策の実践には、EMC対策の基礎を習得すること、特にノイズ対策部品の動作原理や特徴の理解、ノイズ対策部品の選択方法、効果的な対策手法を身につけることが重要です。

 本セミナーではEMCの基礎から説明するとともに、高速差動伝送、無線機器、電源回路でのEMC対策手法を実際の対策事例を示しながら各回路でのノイズ対策手法について説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年11月02日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・EMCノイズ対策の概要に関する知識を習得したい方 ・EMC関連業務を担当している方、特にEMIノイズ対策を担当している、または今後担当する予定のある方 ・電装品、電子機器、無線機器、電源などの製品開発を担当している方
予備知識 ・特に必要ありません。電気回路等の基礎的な知識があれば、よりわかりやすいです。
修得知識 ・EMCノイズ対策従事者としての基礎知識 ・ノイズ対策部品の種類、特徴とその選び方 ・ノイズの発生および伝搬に関する知識 ・高速差動伝送ラインのノイズ対策の知識 ・携帯電話などの無線機器でのノイズ対策の知識 ・電源ラインのノイズ対策の知識
プログラム

1. EMCの概要

  (1). EMCとは

    a. 電磁ノイズ障害とは

    b. ノイズ問題が起きる仕組み

    c. ディジタル信号と高調波

  (2). EMC規格と測定方法

  (3). EMCに関連する単位について

2. EMCノイズ対策の基礎

  (1). 対策手法

    a. シールドでの対策

    b. ノイズ対策部品での対策

  (2). ノイズの種類:コモンモードとディファレンシャルモード

  (3). ノイズの伝搬経路

3. ノイズ対策部品と効果的な使い方

  (1). コンデンサ

  (2). インダクタ (フェライトビーズ)

  (3). LCフィルタ

  (4). コモンモードチョークコイル

  (5). ノイズ対策部品の特性を表すSパラメータについて

4. 対策事例

  (1). 高速差動伝送ラインのノイズ対策

    a. 評価方法とノイズ対策手法

    b. 対策事例

  (2). 無線機器のノイズ対策

    a. 評価方法とノイズ対策手法

    b. 対策事例

  (3). 電源回路のノイズ対策

    a. 評価方法とノイズ対策手法

    b. 対策事例

キーワード EMC ノイズ対策 シールド 対策部品 コモンモード ディファレンシャルモード イントラシステムEMC 自家中毒 電源回路
タグ ノイズ対策・EMC・静電気プリント基板回路設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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