化学蓄熱・ヒートポンプ技術の基礎と効果的ヒートマネージメントへの応用とそのポイント

〜 化学蓄熱・ヒートポンプの作動原理、設計の要点、伝熱速度・物質移動速度・化学反応速度の三つの速度の取り扱い方 〜

・研究開発が進んでいる化学蓄熱・ヒートポンプの設計・開発の要点が理解できる講座
・熱を効果的に貯蔵し、必要な時間・場所に、必要な温度や速度で熱供給を実現するヒートマネージメントに不可欠な技術を先取りし、製品開発へ応用しよう!

講師の言葉

 電力を貯蔵するように、熱を効果的に貯蔵し、必要な時間・場所で、必要な温度や速度で熱を供給するヒートマネージメント技術は、更なる低炭素化が必要とされる2020年以降では重要な技術となると思います。
 本講義では、近年基礎技術の面で進歩してきた化学蓄熱・ヒートポンプの開発実情や開発の要点を詳述します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年05月26日(木) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備化学・環境・異物対策
受講対象者 ・熱利用機器や熱エネルギーシステム関連の技術者、研究開発者、設計者、施工者、工務担当者、蓄熱技術の商品化等を検討されている方 ・工場において熱利用によってエネルギー利用効率を高めたいとお考えの方 ・移動体向けの蓄熱技術の開発をお考えの方
予備知識 ・伝熱、熱収支の基礎知識があると理解しやすい
修得知識 ・100℃から500℃程度の熱エネルギーを活用する化学蓄熱・ヒートポンプ技術について、作動原理や設計の要点、ならびに、その技術開発に不可欠な伝熱速度、物質移動速度、化学反応速度の三つの速度の取り扱い方に関する知識
プログラム

1. ヒートマネージメントに関わる技術的要請の外観


2.化学蓄熱・ヒートポンプの作動理論
  (1). 化学蓄熱・化学ヒートポンプの種類と特徴
  (2). 化学蓄熱・化学ヒートポンプの動作原理

3.国内外の開発動向


4.適用温度域と作動物質の選択
  (1). 100℃未満を対象とする作動物質
  (2). 100℃以上を対象とする作動物質

5.作動物質・熱媒体の物性と装置
  (1). 物質移動から見た装置構成の考え方
  (2). 熱移動から見た装置構成の考え方

6.化学蓄熱・化学ヒートポンプ研究の実例
  (1). 水系蓄熱・化学ヒートポンプ
  (2). 非水系蓄熱・化学ヒートポンプ

7.化学蓄熱・化学ヒートポンプの耐久性
  (1). 反応材の耐久性
  (2). 蓄熱器としての耐久性

8.化学蓄熱・ヒートポンプのシミュレーションと装置設計への応用
  (1). シミュレーションモデル
  (2). 実例と実用性

9.まとめ

キーワード 化学蓄熱 ヒートポンプ 作動物質 熱媒体 反応材 蓄熱器 
タグ エネルギーエネルギーマネジメントシステムバルプ・ポンププラント自然エネルギー設備蓄電伝熱熱交機器・熱電変換配管
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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