バイオミメティクスによる超撥水・超親水化技術と濡れ性制御および応用・例

〜 親水性と疎水性が発現するメカニズム、バイオミメティクスに有用な測定方法、液体操作事例 〜

・環境に優しく、新しい機能の開発が期待される最新技術を修得し、応用するための講座

バイオミメティクスの概念からその展開の一例である超撥水・超親水化技術の解析と応用展開までをステップを追って学習できる特別セミナー!

講師の言葉

 バイオミメティクス(生体模倣)とは、生物の構造や機能など生物が持つ優れた機能を模倣し工学のレベルでの応用、展開を目的としている分野である。バイオミメティクスの代表的な例としてはヤモリが有名である。ヤモリの足の裏には微細毛が密集して生えており、接触面に働く分子間力により天井やガラス面に粘着物質を使用せずに付着している。この構造を模倣し、粘性や接着性を有する化学物質を使わずに、かつ、接着面を汚さずに強力な接着力を有するテープが開発されている。その他にも、砂漠に生息しているトカゲ表面の液体輸送をヒントにした霧からの集水システムや、モルフォチョウの鱗粉が創り出す構造色、蛾の目がもつ無反射特性など、生物が創り出す省エネルギーな機能は数多くある。そのため、生物の機能から着想したモノ作りは、これからの省エネ社会の材料開発に新しい潮流を生み出すことが期待できる。
 本セミナーでは、バイオミメティクスの概念からその展開の一例である超撥水・超親水化技術の解析から応用展開までを、ステップを追って学習する。最後には、バイオミメティクスで実現可能な未来材料についても言及していきたい。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年09月27日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料化学・環境・異物対策
受講対象者 ・素材メーカー、成形加工メーカーの研究開発・生産製造に携わる方 ・電池、ガラス、繊維、フィルム、化粧品、接着剤、塗料、製紙、建材、洗浄剤、触媒、医療機器、情報機器、家電、衣類、福祉関連機器、住宅設備、スポーツ用具、玩具などで親水・撥水の原理や応用例を学びたい方 ・防汚、防水、防雪、表面処理関連の開発担当者
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・表面処理や表面構造の基礎(親水性、撥水性) ・バイオミメティクスの概念と技術動向
プログラム

1.バイオミメティクスとは
  (1). バイオミメティクスのはじまり
  (2). バイオミメティクスの現在

2.バイオミメティクスを実現するためには
  (1). 蓮の葉の例
  (2). モルフォチョウの翅の例
  (3). 蛾の目の例
  (4). ヤモリの脚の例
  (5). 鮫の表面の例

3.液体と表面の関係と濡れ性制御
  (1). 液体と表面の物理的な関係
  (2). 液体と表面の関係の評価法
  (3). 静的と動的な濡れ性の評価法
  (4). 親水性と疎水性が発現するメカニズム
  (5). 表面処理による濡れ性の制御
  (6). 表面構造による濡れ性の制御
  (7). バイオミメティクスに有用な測定方法

4.バイオミメティック液体操作と事例
  (1). 超撥水表面の例
     a.自己組織化による構造形成
     b.表面構造制御
     c.フッ素処理による表面組成制御
     d.ウェットプロセスによる表面組成制御
  (2). 超親水表面の例
     a.フォトリソグラフィによる構造形成
     b.鋳型法による構造形成
     c.プラズマ処理による表面組成制御
     d.ウェットプロセスによる表面組成制御
  (3). 液体輸送デバイスの例
  (4). 水蒸気バリア膜の例
  (5). 液体操作メカニズムの耐久性

5.バイオミメティクスで実現可能な未来材料
  (1). 生物がもつ驚くべき機能
  (2). 生物がもつ驚くべき表面構造
  (3). バイオミメティックデータベース
  (4). 日本発の学術プロジェクト「生物規範工学」

キーワード バイオミメティクス 生物模倣 親水 撥水 濡れ性 フッ素処理 プラズマ処理 液体操作
タグ プラズマ界面活性剤化学化粧品接着・溶着塗装・塗布表面処理・めっき設備電気化学
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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