機械設計の基礎と検図のポイント

〜 実務設計(設計検討、構想設計、詳細設計、設計審査、検図、安全性・信頼性評価)のポイント、機械部品を巧く使うための要点 〜

・機械設計の実務上のポイントが修得できる講座

・製造コストや信頼性を重視した機械設計の実務ノウハウを修得し、設計業務に活かそう!

講師の言葉

 若い技術者あるいはこれから設計を始められる方を対象に、これまでのものづくりの経験に基づいた機械設計に関するお話をします。だいぶ昔に扱った技術の現在の姿、アイデアと実際のものづくりとのギャップなども紹介します。
 ところで皆さんの経験されているものづくりでは最初に使用目的や要求仕様があり、それに基づき設計仕様が決められるでしょう。そして設計目標を達成するために知的作業を進め、その結果が図面化されます。検図は、図面が設計者の考えを十分反映していること、機械を構成する全てのものについて矛盾がないことを確認する重要な作業になります。
 このような機械設計という重要な仕事の流れの概要を解説します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年07月11日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・機械技術部門や製造部門の設計・技術・開発担当の方
予備知識 ・製図、材料力学、機構学などの基礎知識があると理解しやすい
修得知識 ・ものづくりにおける機械設計の基本的な流れやコスト軽減のための設計の役割など、実務における基礎知識が修得できます
プログラム

1.要求仕様に対する設計検討および技術的評価
  (1).要求内容とそれを実現するための技術的な対応
  (2).リスクに関する検討
  (3).関連技術の普及あるいは応用分野への展開

2.構想設計(基本設計)
  (1).構想図による全体の構成要素と機能の確認
  (2).計算結果の図面化
  (3).課題の抽出と具体的な対策
  (4).基本設計審査

3.詳細設計

  (1).要求仕様を達成するための機能・性能など詳細な計算
  (2).計算結果の図面化および要求仕様との対比
  (3).構造・機能材料や標準品などの適切な選択
  (4).詳細設計審査

4.設計図(製作図)の検図の要点

  (1).図面情報に過不足なく、見易い図面
  (2).関連部品との整合性
  (3).組立・分解の作業性

5.機械の安全性・信頼性評価の要点
  (1).FMEAによる信頼性評価
  (2).FTAによる不具合(故障)発生の原因究明
  (3).不具合発生における問題解決策

6.実務における機械設計の基礎知識
  (1).構造材料の特性
    a.材料と材料記号および用途
    b.材料の強さと変形(剛さ)
  (2).機械部品などを巧く使うための要点
    a.「転がり軸受の寿命予測
    b.歯車の強度計算
    c.ばねの特性と使用条件
    d.密封装置およびフランジ厚さ

キーワード 機械設計 検図 要求仕様  設計仕様 構想設計 詳細設計 設計審査 設計図 
タグ 機械機械要素強度設計工作機軸受け自動車・輸送機設計・製図・CAD
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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