ゴム製品の各種トラブル原因とその対策技術・ポイント

〜 ゴム材料・製品のトラブル原因と対策および配合技術・材料管理 〜

・ゴム配合、練り、成型およびトラブル対策まで体系的な知識を1日で学べる講座

・使用環境に応じた最適なゴム材料を選択し、成型トラブルの未然防止技術をマスターしよう!

講師の言葉

 ゴム成型加工が他の加工素材の成型加工と異なる点は、一般の加工素材は専門の素材メーカーが作ったものをそのまま使用するのに対して、ゴム材料はゴム屋が独自のゴム配合技術に基づいて創られたものを使用することにある。
だから、ゴム屋はゴム製品の品質保証を云々する以前に、ゴム材料そのものの品質保証は自らがやらなければならない。講師が常に言い続けている言葉に「すべての不良は練りに通ず」があるが、一つの真理であると自負している。
 ゴム製品は、主たる製品の構成部品として使われることが多く、直接目に触れることは少ないが、重要な役割を担っている。言ってみれば、「硬いもの同士を柔らかく繋ぐ」である。その繋ぎ方に様々な工夫が凝らされているのがゴム製品である。
 多種多様な使われ方をしているゴム製品は、ゴム屋が思いも付かない使われ方をしているので、その使用環境の全てに満足させられるゴム材料を選択するには、特にゴム技術者は不断の努力が課せられる。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年09月06日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・ゴム材料を利用した製品の開発・設計・生産技術・製造・品質管理に関わる方 ・ゴム材料の研究開発・製造に関わる方 ・ゴム成型加工機・金型の設計開発に関わる方 ・ゴム材料や成型加工に関心のある方
予備知識 ・ゴム関連の業務に携わっていると理解が深まります
修得知識 ・ゴム製品におけるトラブル原因の調査法とその対策 ・ゴム材料の選択方法 ・ゴム成形加工におけるポイント・注意点 ・ゴム配合技術と管理方法
プログラム

1. ゴム材料、ゴム製品のトラブル現象とその原因と対策
  (1). ゴム材料のトラブル現象とその原因と対策
     a. オゾンクラック
     b. ブルーム
     c. ブリード
     d. 汚染性  
  (2). ゴム製品のトラブル現象とその原因と対策
     a. 形状不良
     b. 寸法不良
     c. ゴム材質不良
     d. 外観不良
     e. 製品機能とゴム物性の不適
     f. 接着不良
     g. 不良の再現テスト

2. ゴム成型技術の基礎と注意点
  (1). ゴム材料の選択
     a. 耐熱性
     b. 耐候性、耐オゾン性
     c. 耐油性
     d. 摩擦、摩耗
  (2). 金型構造の選び方
     a. ゴム材料からの選び方
     b. ゴム製品形状からの選び方
     c. 成型機能力からの選び方

3. ゴム配合技術とゴム材料管理
  (1). ゴム配合の創り方
     ・ゴム物性と練り易いゴム配合との優先順位
  (2). ゴム練り
     a. 練り温度とロール冷却水温度
     b. 練りの終点
  (3). ゴム材料検査
     a. 硬度、引張り強さ、伸びと加硫曲線
     b. バッチだから安全か

キーワード オゾンクラック ブルーム ブリード 汚染性 ゴム練り
タグ ゴム成形加工
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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