ネットシェイプ鍛造の基礎と最新加工事例

〜 閉塞・背圧付加・複合鍛造技術によるネットシェイプ鍛造技術 〜

・斯界のスペシャリスト講師陣が、高品質ネットシェイプ鍛造技術について基礎から加工事例まで解説する講座

・ネットシェイプ技術をマスターし、鍛造工程の短縮と製品の高品質化を実現するための特別講座!

講師の言葉

 自動車産業は戦後の日本に高度経済成長をもたらせた主要な産業の一つです。自動車に用いられる強度部品の多くは鍛造で作られており、鍛造技術は自動車産業に育てられたとも言えます。しかし、グローバル化により自動車メーカーは工場を海外に移転し、国内で必要とする自動車用鍛造部品は激減しました。
 日本の鍛造業が国内で生産活動を持続するためには付加価値の高い鍛造品を、少量でも加工できる方案を模索しなければなりません。
 その参考に資するため、高品質ネットシェイプ鍛造実現のための、鍛造に作用する圧力計算を始め、ネットシェイプ鍛造の基礎を述べます。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年08月23日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 加工・接着接合・材料
受講対象者 ・自動車をはじめとした輸送機器、機械、各種機器の設計開発、生産・製造技術、信頼性保証などに関わる方 ・鍛造品の購買、調達に関わる方 ・鉄鋼材料の研究開発、金型など工具の設計開発に関わる方 (鍛造に携わった技術者を対象にしますが、興味のある方であればこだわりません)
予備知識 ・数学と物理の知識
修得知識 ・セミナーにおける講義内容をもとに、自分の経験、データを見直すことにより、鍛造メタルフローへの理解が深まり、新しいアイデアへとつながります
プログラム

1.実務者のためのネットシェイプ鍛造の基礎
  (1). 今、なぜネットシェイプ鍛造か
  (2). ネットシェイプ鍛造の基礎
      a. 据込みにおける応力とひずみの解析
      b. 変形抵抗
  (3). 鍛造圧力計算法
      a. 鍛造圧力計算法の基礎
      b. 拘束係数
      c. 平均変形抵抗
      d. 加工熱を考慮した容器の後方押出し加工圧力の計算
  (4). 閉塞鍛造技術の発展
      a. 多ラム機械を用いた鍛造の歴史
      b. 閉塞鍛造の定義
      c. 側方押出における材料流動の特徴
      d. 閉塞鍛造の工業への応用
      e. 背圧付加鍛造
  (5). グローバル時代における鍛造工場への提言

2 ネットシェイプ鍛造の最新の加工事例
  (1). ネトシェイプ鍛造のニーズ
  (2). 閉塞鍛造
      a. 閉塞鍛造型設計
      b. スパイダー
      c. ベベルギヤ
  (3). 背圧付加鍛造
      a. 背圧付加鍛造の型設計
      b. スクロール
  (4). 複合鍛造技術
      a. スプラインヨーク
  (5). 塑性結合法及び植込み鍛造技術
  (6). 中空部品鍛造技術
      a. 傘中空エンジンバルブの工程設計
      b. 中空熱間鍛造品の工程設計
      c. 中空スクロータリーヒートポンプシャフトの工程設計
  (7). ネットシェイプ鍛造の将来

キーワード ネットシェイプ鍛造 密閉鍛造 閉塞鍛造 背圧付加鍛造 複合鍛造
タグ 金属金属加工金属材料成形加工精密加工・組み立て自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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