〜 ディジタル信号処理による音声分析、話者認識・状態推定による音声情報処理、Praatによる分析と加工 〜
- 音声分析・音声加工など音声情報処理に関する技術を学び、製品開発に活かすための講座
- 音響学の基礎から音響生理、音響パラメータ、ディジタル信号処理による音声分析技術を修得し、関連製品やサービス開発に取り入れよう！
※ＰＣは、弊社でご用意いたします
音声分析技術の基礎と音声処理技術および製品開発への応用〜１人１台PC実習付〜
講師の言葉
音声の分析とは、声やことばの特徴を数量的に表現したスペクトルや基本周波数などの音響パラメータを音声から抽出することをいう。音声分析は、音声認識、話者認識、話者の状態推定など多くの音声情報処理技術を支える基礎技術である。
本セミナーでは、音声分析の基礎となる音響学の基礎、音響生理の基礎、音響パラメータとその知覚との関係、ディジタル信号処理の基礎と音声分析の原理について、高度な数学を使うことなくわかりやすく解説する。次に、音声分析ソフトウェアPraatを利用した実習により、基本的な音声分析技法を身に付ける。さらに、Praatを活用した簡単な音声の加工に関する実習を行い、音声分析を幅広く応用できる技術を修得する。
セミナー詳細
| 開催日時 |
|
|---|---|
| 開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
| カテゴリー | ソフト・データ・画像・デザイン |
| 受講対象者 | ・音声分析の基礎的な技法の習得を希望する技術者、研究者の方 ・PCを使って音声を加工する技術の習得を希望する技術者、研究者の方 ・情報機器、通信機器、ロボット、アプリケーションソフト他、関連企業の方 |
| 予備知識 | ・特に必要としない |
| 修得知識 | ・音声生成の原理 ・音声の音響パラメータの解釈 ・コンピュータによる音声の取り扱い ・音声分析ソフトウェアPraatを利用した音声の分析、加工技術 |
| プログラム |
１.音声の分析とは
（１).音声の特徴と音響パラメータ
（２).音声分析と音声情報処理技術
２.音声生成の原理
（１).音声器官
a.呼吸器系
b.喉頭器官系
c.調音器官系
（２).音源フィルタ理論
３.音響学の基礎
（１).波
a.波長、周期、周波数
b.純音と複合音
c.周期音と非周期音
d.音の伝播
e.定在波と共振
（２).音波
（３).スペクトル
a.周期音のスペクトル
b.非周期音のスペクトル
４.音声の音響パラメータ
（１).物理量と心理量
（２).音の強さ
a.音圧との関係、音圧レベル
b.音の大きさとの関係、ホン
（３).音の高さ
a.基本周波数
b.ピッチとの関係、メル
（４).声門音源波形
（５).声道スペクトル
５.ディジタル信号処理の基礎と音声分析の原理
（１).標本化と量子化
（２).離散時間信号のスペクトル
（３).ディジタルフィルタ
（４).音声の線形予測モデル
（５).声道フィルタの推定
（６).基本周波数の推定
（７).音声分析合成システム
６.Praatによる音声分析
（１).音声ファイルの読み込み、録音
（２).SoundEditorの使い方
a.表示範囲指定、再生
b.スペクトル分析
c.基本周波数分析
d.フォルマント分析
７.Praatによる音声の加工
（１).ピッチ変換
（２).声道長変換
（３).継続長変換
（４).応用例: 音声から歌声への変換
８.音声分析合成技術による製品応用の事例
（１).話速変換装置
（２).スマホアプリ(声質変換) |
| キーワード | 音声 音響パラメータ 音声情報処理技術 音響 Praat ホン メル スペクトル 音波 ディジタル信号処理 |
| タグ | 統計・データ解析、信号処理、スマートフォン、音声処理、感性・脳科学・認知工学 |
| 受講料 |
一般 (1名)：50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名)：45,100円(税込) |
| 会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿２－７－１ 新宿第一生命ビルディング（２２階）- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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