流体力学の基礎と数値シミュレーションによる損失予測および低減への応用

〜 流動特性と流体損失の原因、支配方程式と損失低減の予測、CFDによる数値シミュレーション 〜

  • 流体力学の基礎から数値シミュレーションまでを学び、効率的で無駄なエネルギーを要しない製品開発に活かすための講座
  • 流体の損失発生原因を理解し、流体損失の少ない機械設計に役立てよう!

講師の言葉

 流体が関係する機械では、さまざまな要因によって損失が発生する。したがって、より効率的・省エネな機械を開発するためには、流体損失の理解とその低減が欠かせないと言える。

 本セミナーでは、流体の流動特性と流体損失の発生原因を知り、損失を低減するための方法を理解することを目的とする。まず、流体の支配方程式を紹介し、その物理的な意味と損失の発生要因について説明する。次いで、理論的な損失評価技術として確立されている管路系の損失評価方法に関して、単相流・混相流それぞれの場合について解説する。最後に、現在の汎用的な損失評価技術となっている数値シミュレーション(CFD)について説明し、数値シミュレーションによる損失評価の実例を紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年07月13日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・流体が関係した各種機械を開発する企業の技術者の方 ・流体数値解析に従事されている方、今後従事する予定の方  (自動車、電子部品、電子機器、流体機械、航空機、船舶、エンジン、ターボ機械、構造物等)
予備知識 ・初歩的な流体力学の知識があれば理解が深まります
修得知識 ・流体現象と損失の発生原因を関連付けて理解でき、損失の低減方法を具体的に提案できるようになる ・数値シミュレーションの原理と損失評価の現状についての知識を修得できる
プログラム

1.流体力学の基礎
 (1).流体の支配方程式
 (2).支配方程式の物理的意味
 (3).支配方程式から見た損失の発生要因

2. 管路系における損失の評価法
 (1).管路系の損失
  a.摩擦による損失
  b.はく離による損失
  c.二次流れによる損失
 (2).混相流の損失
  a.固気混相流
  b.固液混相流
  c.気液混相流

3.要因別にみる損失低減と方法
 (1).摩擦による損失と方法
 (2).はく離による損失と方法
 (3).二次流れによる損失と方法

4. 数値シミュレーションによる損失予測と低減への応用
 (1).数値シミュレーションの基礎
 (2).数値シミュレーションによる損失予測の実例
 (3).流体関連機器における損失の低減法への応用

キーワード 流体力学 固気混相流 固気混相流 気液混相流 数値シミュレーション 損失低減法  単相流 混相流
タグ シミュレーション・解析空調バルプ・ポンプ機械構造物流体解析
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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