〜 車両軽量化のための樹脂化ポイントと成形加工法、日・米・独・仏・中のプラスチックトレンド、次世代自動車におけるプラスチック採用、リサイクル・軽量・高機能への応用 〜
- プラスチック・複合材の特性や加工技術を学び、自動車部品の軽量化や高品質化に役立てるための講座
- 次世代自動車のプラスチック・樹脂ニーズを理解し、軽量かつ高性能な部品や製品開発に活かそう!
※当日、講師の著書「プラスチックの自動車部品への展開」をお配り致します
〜 車両軽量化のための樹脂化ポイントと成形加工法、日・米・独・仏・中のプラスチックトレンド、次世代自動車におけるプラスチック採用、リサイクル・軽量・高機能への応用 〜
※当日、講師の著書「プラスチックの自動車部品への展開」をお配り致します
(第一部)
自動車の燃費向上のため軽量化が重要であり、材料の樹脂化が果たす役割は大きい。樹脂化にあたって留意しなければならないポイント、狙いを、比剛性の高さによる鋼板代替、易成形性によるアルミダイキャスト代替、形状自由度を活かしたモジュール化としてまとめた。また、更なる軽量化、熱マネージメントに向けて、材料と加工法を紹介する。今後期待の大きいCFRPについてはその特徴、ハイサイクル化に向けた加工法、CFRPの使い方など普及に向けた留意点について述べる。
(第二部)
自動車を構成する材料に関しては、自動車の発明当初から1940年代までは鉄を主体とする金属材料が採用されていた。その後、種々のプラスチックが発明・製品化されるたび毎に、その優れた軽量性と成形性を活かして自動車部品に適用する開発努力がなされ、現在の国産車では重量にして10%近くの採用レベルにまで成長した。さらに近未来においても、自動車に対する課題を解決する手段の一つとして、プラスチックの自動車部品への適用は進んでいくと期待されている。本セミナーでは、世界のトレンドを踏まえて、プラスチックがどのように貢献できるかについて考察したい。
開催日時 |
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開催場所 | 日本テクノセンター研修室 |
カテゴリー | 電気・機械・メカトロ・設備、加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 | ・自動車メーカーや部品メーカーで設計、材料、品質保証、生産技術、生産に携わっておられる方 ・プラスチック材料メーカーの研究者、技術者、製品企画者、市場開発の方 ・関連する業界(成形加工メーカー、添加剤・強化剤メーカー等)にあって自動車用プラスチックやプラスチック部品、システムに関心を持つ方 ・自動車部品に関わっていて、これから樹脂化を進めようとされている方 ・樹脂部品を扱っていて、今後の方向を探りたい方 |
予備知識 | ・「プラスチックの自動車部品への応用」について関心があれば理解が深まります |
修得知識 | ・自動車部品へどのようなプラスチックが採用されるのか ・採用されるためには既存のプラスチックをどのように改質していくべきか ・樹脂化を進めるうえでの考え方 ・新しい部品樹脂化へのヒント |
プログラム |
(第一部)
1.強度、剛性からみた車両用材料の位置付け
(1).CO2排出量と自動車の燃費
(2).車両の材料構成
2.車両の軽量化における樹脂化のポイント
(1).比剛性の高さによる鋼板の代替
(2).樹脂の易成形性によるアルミダイキャストの代替
(3).樹脂の形状自由度を活かしたモジュール化による軽量化
3.EV・PHEV普及に向けた車両の熱マネージメント
4.軽量化・熱マネージメントを促進する成形技術
(1).対向2色成形による樹脂グレージングの動向
(2).内装材の高発泡化技術
a.型拡大発泡射出成形
b.両面真空発泡技術
(3).低圧プレス成形によるガラス繊維起毛による軽量高剛性材
(4).スタンピング成形によるガラスマット強化複合材(GMT)
(5).電気・電子機器ハウジングに向けた樹脂/金属ハイブリッド成形
5.炭素繊維複合材(CFRP)の活用ポイント
(1).CFRPの種類、強度と方向性
(2).炭素繊維の動向
(3).CFRPの加工法とハイサイクル化のポイント
(4).マトリックスの熱可塑化
(第二部)
1.世界のプラスチック展示会でのトレンドと自動車用プラスチック動向
(1).Kunststoffe2013(独)
(2).ChinaPlas(中国・上海)
(3).Japan Plastic Exposition(幕張メッセ)
(4).NPE-National Plastics Exposition-(USA・オーランド)
(5).JEC—強化プラスチック展(パリ)
2.成長を続ける自動車用プラスチック
(1).近未来(2025年)の自動車に求められる主要ニーズ
(2).次世代自動車におけるプラスチック
3.プラスチック製の自動車部品と軽量・高性能への応用
(1).これまで積極的に開発・採用が進められてきたボディ関連部品と樹脂
(2).近年、積極的に開発・採用が進められてきた機能部品と樹脂
(3).プラスチック化により大きな軽量化が期待されている部品と樹脂
(4).電気動力車両の台頭と電子制御の導入拡大といったトレンドにより開発・採用が増大している部品と高性能樹脂
(5).安全性や快適性といった社会的要請から開発・採用が進んできている部品と樹脂
4.自動車用プラスチックの有害性とリサイクル
(1).有害化学物質
(2).内装部品におけるVOC
(3).植物由来プラスチック
(4).自動車プラスチック部品のリサイクル
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キーワード | バイオ燃料 プラグインハイブリッド車 燃料電池車 ハイブリッド車 電気自動車 水素自動車 植物由来プラスチック |
タグ | エコマテリアル、化学物質、高分子、材料、成形加工、接着・溶着、自動車・輸送機、電装品 |
受講料 |
一般 (1名):50,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):45,100円(税込) |
会場 |
日本テクノセンター研修室〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)- JR「新宿駅」西口から徒歩10分 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分 - 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分 電話番号 : 03-5322-5888 FAX : 03-5322-5666 |
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