エンジン燃焼の基礎と排気ガスクリーン化への応用

〜 エンジン燃焼の原理、熱効率、燃焼改善と排気クリーン化を実現する対策技術、最新動向 〜

エンジンの燃焼技術から欧米で進む排出ガス規制の最新情報、浄化技術まで学べる講座

・厳格化が進む欧米の排出ガス規制をクリアし、自動車に更なる付加価値を与えるための特別講座!

講師の言葉

 自動車は我々の生活に欠かせないものですが、その燃料の元になる石油資源には限りがあります。また、自動車の燃料を燃焼させると地球温暖化の原因になる二酸化炭素が発生します。
 バスやトラックなどのディーゼル車は、ガソリン車に比べて熱効率が高く、二酸化炭素の削減につながることから、その利用は特に欧州などで増えています。
 しかしながら、排気ガス中に含まれる粒子状物質(Particulate Matter、PM)やNOxは人体や環境に悪影響を及ぼすことが指摘されています。特に、PM2.5などのナノ粒子の有害性が問題になっており、中国北京市などをはじめとして世界的な規模でその対策が不可欠です。
 今回の講義において、第一部でエンジンに関する基礎知識、第二部で排気ガスの問題点と世界的な排ガス規制の動向およびその対策を学びます。また第3部では、次世代自動車と新燃料に関する最新の技術と開発動向を紹介します。 

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年05月23日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・PM2.5を含む大気汚染問題に関係する技術者 ・自動車のエンジン設計や開発を行っている方 ・バイオ燃料の推進やエネルギー利用の高効率化を企画・立案する部署の方 ・地球温暖化やクリーンエネルギーに関心がある方 ・燃料電池車などの次世代自動車の関係者
予備知識 ・特に必要ありませんが、流体力学や熱力学などの知識があると理解が深まります
修得知識 ・本セミナーでは、内燃機関の基礎知識を習得し、これらを活用した研究事例を学んでいきます。環境汚染物質低減につながる最新の排ガス浄化技術も紹介しますので、エンジンの開発や大気汚染の原因であるPM対策等を推進するための要素技術に関する専門的知見を得ることができます
プログラム

1. エンジン燃焼の基礎
  (1). 自動車と内燃機関
  (2). エンジンの原理と熱効率
      a. 燃焼の理論
      b. 化学反応と熱効率
  (3). エンジンの種類
      a. ガソリンエンジン
      b. ディーゼルエンジン

2. 排気ガスの問題点と対策
  (1). 燃焼排出物と排出ガス規制(EURO 6等)
  (2). PMとNOx
  (3). エンジンの燃焼改善
  (4). 排気ガス対策
      a. 排ガス後処理技術
      b. PM浄化技術(DPF、GPF)
      c. 研究動向とシミュレーション技術の進展

3. 次世代自動車と新燃料の開発
  (1). 環境問題と自動車の現状
  (2). 次世代自動車と新燃料
      a. クリーンディーゼル車
      b. 燃料電池車 他
  (3). 新燃料
      a. 新燃料の種類と比較
      b. 課題と開発動向

キーワード 内燃機関 熱効率 ガソリンエンジン ディーゼルエンジン 排気ガス 燃焼排出物 排出ガス規制 EURO6 NOx PM浄化 DPF GPF クリーンディーゼル 燃料電池車
タグ 環境自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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