高周波・マイクロ波・ミリ波回路の基礎と設計への応用および実装のポイント

〜 電磁気の基礎とMMIC、RF-CMOS回路設計への応用および要素部品実装例 〜

高周波を利用した回路設計技術や高速デジタル回路を想定通りに動作させる知識が学べる講座

・高周波、マイクロ波、ミリ波技術を利用した高性能かつ小型、省電力な機器開発を実現させるための特別講座!

講師の言葉

 この講座は、高周波・マイクロ波・ミリ波技術の基礎を平易に解説するとともに、MMIC(マイクロ波モノリシック集積回路)やRF-CMOSなど集積回路についても理解していただけるよう構成します。
 昨今の情報化社会において高周波からミリ波技術の重要性は拡大しています。例えば携帯電話/スマートフォンをはじめとする無線通信、車載用レーダや各種センサー、高速インターネットを支える光通信など、多種多様の機器が実用化されています。今後とも応用はさらに拡大していきますので、それら開発に役立つような基礎技術を解説します。
 また、各種高速デジタル回路を想定通りに動作させるためにも高周波的センスが大変重要です。さらに、高性能でかつ小型・省電力である機器を実現するためには半導体集積回路技術が必須であり、MMICやRF-CMOSといった集積回路についても適切に理解をすることが必要です。
 さらに、開発に際し必要となるコンピュータを用いた設計・シミュレーション、要素部品実装の例や注意点、計測機器
の概要などについても解説し、基礎知識と応用力を習得していただくことを目的といたします。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年04月26日(火) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・高周波・マイクロ波・ミリ波技術に携わる方で、回路設計や開発手法に関心のある全ての技術者・研究者の方
予備知識 ・必要な基礎事項は一通り概説いたしますが、電子回路の基礎知識をお持ちであることが望ましい
修得知識 ・高周波からミリ波帯域の技術の基本的知識を習得するとともに、この領域で使用される半導体回路技術や開発 手法についても理解することができるようにいたします。
プログラム

1. 高周波・マイクロ波回路設計の基礎知識
  (1). 電磁気学の基礎
  (2). 分布定数回路など高周波における回路表現
  (3). 伝送線路/スタブ/Sパラメータ/スミスチャート
  (4). インピーダンス整合(マッチング)
  (5). 線路の平衡・不平衡
  (6). アンテナの基礎

2. 受動デバイスの基礎
  (1). 高周波・マイクロ波・ミリ波用基板
  (2). 抵抗/コンデンサ/インダクタとその浮遊素子
  (3). アッテネータ/デバイダ/コンバイナ
  (4). 伝送線路フィルタ/カプラ/ハイブリッド
  (5). アイソレータ/サーキュレータ
  (6). 各種共振素子、その他

3. 能動デバイスの基礎
  (1). ダイオード/トランジスタ/集積回路
  (2). マイクロ波モノリシック集積回路(MMIC)
  (3). RF-CMOS
  (4). 増幅器とノイズフィギュア
  (5). 周波数変換器(ミキサ)/分周器/逓倍器
  (6). 変調器/検波器
  (7). 発振回路
  (8). 位相同期回路(PLL)、その他

4. 回路開発から評価と実装例および注意点
  (1). 回路シミュレータ/電磁界シミュレータ
  (2). パッケージと実装
  (3). コネクタ/ケーブル/導波管
  (4). 計測器

キーワード 高周波 マイクロ波 電磁気学 分布定数回路 伝送線路 スタブ Sパラメータ スミスチャート インピーダンス整合 回路シミュレーター
タグ 回路設計電子機器電子部品電装品
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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