〜 パーコレーション機構に基づく導電性コンポジットの構造制御性術、分散性と導電性発現の関係、カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性 〜
・機能性を大きく左右するフィラーの混合・分散技術を解説する講座
・効果的なフィラーの分散・配合技術を修得し、要求特性に合致した製品開発に活かそう!
〜 パーコレーション機構に基づく導電性コンポジットの構造制御性術、分散性と導電性発現の関係、カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性 〜
・機能性を大きく左右するフィラーの混合・分散技術を解説する講座
・効果的なフィラーの分散・配合技術を修得し、要求特性に合致した製品開発に活かそう!
導電性フィラーとポリマーからなる導電性コンポジットの開発に当たって、最も重要な導電性フィラーのポリマー中での分散性と導電性発現の関係をパーコレーション理論をベースに解説します。
最初に、パーコレーション理論の基礎について紹介し次いで、低い閾値を得る方法及びフィラーの表面処理及び成形加工法がフィラーの分散性に及ぼす影響について解説します。さらに、分散性の評価法についても紹介します。後半では導電性フィラーの種類別に、ポリマー中での分散性と導電性発現の関係について具体例を挙げて詳細に解説します。
取り上げるフィラーはカーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、金属をはじめ、最近注目を集めているカーボンナノチューブ、グラフェンおよびπ共役系導電性ポリマーです。講義終了後に講義内容の理解を深めるための簡単な演習とそれに関連した討論を実施します。
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開催場所 | |
カテゴリー | 加工・接着接合・材料、化学・環境・異物対策 |
受講対象者 | ・機能性樹脂、導電性接着剤、プラスチックの帯電防止、電磁波シールド、液晶ディスプレイなどの透明電極、タッチパネルフィルム、電子機器の配線、電極ほか関連企業の方 ・導電性コンポジットの研究・開発に従事している技術者 ・パーコレーション現象に関連した商品の技術開発に従事している技術者 ・導電性フィラーの用途開発に従事している技術者の方 |
予備知識 | ・大学での初学年程度の高分子に関する知識 |
修得知識 | ・ポリマー中でのフィラーの分散性制御の手法 ・要求特性に合致した導電性フィラーの選択法 ・パーコレーション理論についての理解 ・低いパーコレーション閾値を得る手法 |
プログラム |
1.パーコレーション現象の基礎 2.導電性フィラー配合樹脂の導電機構モデル 3.フィラー粒子間の導電機構 4.導電性フィラーの表面改質法 5.ダブルパーコレーション 6.非相溶ポリマーブレンド系での導電性フィラーの選択的局在化法 7.導電性フィラー配合樹脂の分散状態の評価法 8.導電性フィラー配合樹脂の電気抵抗(導電率)計測法 9.カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性 10.その他の導電性フィラーの特徴と配合樹脂の特性・応用 |
キーワード | 導電性フィラー 分散 配合 パーコレーション機構 コンポジット 複合材 ポリマー 配合樹脂 |
タグ | ポリマー、プラスチック、ディスプレイ、材料、樹脂・フィルム、接着・溶着、複合素材 |
受講料 |
一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込) |
会場 |
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