気体分離膜の基礎とプロセス設計およびガスバリア技術への応用

〜 膜による透過・分離機構、各種気体分離と膜分離プロセス、ガスバリア材料の設計と開発および応用 〜

材料の化学構造によって大きく異なる気体の透過性に対応した分離膜を開発し、応用するための講座

・気体の透過・分離に関する基礎的な知識から高分子膜・無機膜・複合膜の応用について実例で学び、開発業務に役立てよう!

講師の言葉

 気体の透過性は材料の化学構造によって大きく異なり、多種多様な分離膜やバリア膜(フィルム)が開発され実用化されています。高分子や無機膜を透過する気体の溶解、拡散や透過といった移動現象を理解することは材料開発において極めて重要です。
 本セミナーでは、ガス分離・バリア技術の基礎と応用について包括的にやさしく解説します。また、ガス分離膜やバリア膜(フィルム)の材料設計の考え方、気体の透過メカニズム、ガス分離膜の種類と製造法など気体の透過・分離に関する基礎的な知識について解説します。
 さらに近年、地球環境やクリーンエネルギーで注目されているメタンをはじめ、水素や二酸化炭素等のガス分離膜開発について、高分子膜、無機膜や複合膜(コンポジット膜、ハイブリッド膜)の応用について実例を紹介しながら実際の開発業務に活用できるよう説明します。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年05月25日(水) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 化学・環境・異物対策
受講対象者 ・化学、電子材料(有機EL、太陽電池ほか)、食品包装材、医薬品、工業ガス製造ほか関係企業の方 ・高純度ガス製造研究・技術者、バイオマス資源、下水道、食品廃棄物からメタンを回収し有効利用する研究・技術者 ・クリーンエネルギー開発をしている研究・技術者、食品や製薬の包装材料や電子デバイス用バリア膜を開発している研究・技術者 ・気体および蒸気の透過挙動に関する業務に従事している研究・技術者 ・気体分離に関する基礎知識を必要としている研究・技術者
予備知識 ・特に必要ありません ・よりよく理解する上で、有機化学、高分子化学や物理化学の基礎知識を有していると望ましい
修得知識 ・気体分離膜およびバリア膜(高分子膜、無機膜および複合膜)に関する基礎知識、材料設計、透過・選択性の制御法、気体の透過メカニズム、膜素材、種類、構造と製造法、産業応用、開発状況と展望など
プログラム

1.気体分離膜の基礎
  (1). 膜による分離とは
  (2). 膜の形態
  (3). 分離膜の種類と用途

2.膜による透過・分離機構(気体分子の膜透過メカニズム)
  (1). 気体分子の膜分離メカニズム
     a.収着・拡散
     b.溶解-拡散機構
     c.分子篩効果
     d.自由体積(FFV)/自由体積分率
  (2). パーベーパレイション(浸透気化)

3.気体分離膜の分子設計−透過・選択性の制御
  (1). 高分子膜の透過・選択性の制御
  (2). 無機膜の透過・選択性の制御
  (3). 複合膜の透過・選択性の制御

4.気体分離膜の種類と製造法
  (1). 気体分離膜の製造法
     a.高分子膜
     b.無機膜
  (2). 気体分離膜の種類
     a.高分子系気体分離膜(PI膜、PBO膜、PIM膜、イオン液体膜)
     b.無機系気体分離膜(ゼオライト膜、シリカ膜、炭化膜)
     c.複合系気体分離膜(コンポジット膜、ハイブリッド膜)

5.気体分離膜の開発と応用
  (1). 気体分離・精製法の概要と特徴
     a.膜分離法
     b.吸着分離法
     c.吸収分離法
  (2). 気体分離膜の応用−各種気体分離と膜分離プロセス
     a.酸素/窒素分離膜
     b.炭酸ガス分離膜-二酸化炭素回収・貯留

       (CCS:Carbon Dioxide Capture and Storage)
     c.メタン分離膜
     d.水素分離膜
     e.炭化水素分離膜

6.ガスバリア技術
  (1). ガスバリア膜・材料特性
     a.高分子の化学構造とガスバリア性
     b.ガスバリア性発現のメカニズム
  (2). ガスバリア材料の設計と開発
     a.バリア性付与技術(凝集エネルギー密度、水素結合/イオン結合、

       結晶部の制御、高分子鎖の配向、複合化)

     b.ガスバリア性樹脂・フィルム
       ・蒸着膜・フィルム
       ・コート膜・フィルム
  (3). ガスバリア膜・フィルムの成膜/加工法
     a.コーティング法
     b.蒸着法
     c.複合化法(ハイブリッド/コンポジット)
  (4). ガスバリア膜・フィルムの応用
     a.包装材料(包装容器)
     b.バイオ材料
     c.太陽電池・デバイス・封止材料
     d.有機EL素子

7.ガス分離膜・バスバリア膜の課題と展望(まとめ)

キーワード 気体分離膜 膜透過 パーベーパレイション ガスバリア 吸着分離法 吸収分離法
タグ 食品バイオマス・バイオマテリアル創薬・医薬品結晶ガス化学工学化学物質水素薄膜包装太陽電池電池LED・有機EL・照明
受講料 一般 (1名):48,600円(税込)
同時複数申込の場合(1名):43,200円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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