熱−磁場連成解析技術とモータ最適設計への応用 〜演習・デモ付〜

〜 熱解析の基礎、熱等価回路の作成と温度分布の計算、最適化のアルゴリズム 〜

小型化と、放熱性能の向上、高効率化を実現する方法を学び、応用するための講座

・設計段階において異なる熱と磁場などの物理現象を連成解析して、トレードオフを勘案した限界設計に活かそう!

・熱−磁場連成解析を行うことにより、試作回数も削減でき、開発期間の短縮化も実現できます

講師の言葉

 モータなどの電気機器を小型化できれば、材料の使用量(コスト)を削減できますが、温度上昇が許容値を超えて機器として成立しなくなる可能性がでてきます。同時に、機器の効率が低下することも予想されます。
 換言すると、電気機器の小型化と、放熱性能の向上、高効率化の間にはトレードオフの関係が存在します。このため、競争力のある電気機器の製品開発では、設計段階において異なる物理現象(上の場合には、熱と磁場)を連成して解析して、トレードオフを勘案した限界設計を実施することが重要になります。これにより、試作回数も削減できますので、開発期間の短縮にも繋がります。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年06月24日(金) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・モータ・電気機器開発を担当している技術者の方
予備知識 ・特に必要ありません
修得知識 ・熱-磁場連成解析技術の基礎 ・LT-Spiceによる電気機器の熱解析の方法
プログラム

1.熱解析の基礎
  (1). 伝熱に関する支配方程式
  (2). 熱等価回路網法による熱解析
  (3). 演習:熱等価回路の作成と温度分布の計算

2.回路シミュレータLT-Spiceを用いた熱解析
  (1). LT-Spice(フリー)の入手とインストール方法
  (2). 簡単な例題を用いた熱等価回路の作成と計算
  (3). Cygwin上でのLT-Spiceの自動計算の方法
  (4). 熱パラメタのチューニング方法(実測温度分布の再現)

3.熱−磁場連成解析
  (1). 連成解析の必要性
  (2). 熱−磁場連成解析の方法

4.モータの最適設計
  (1). 最適設計の意義
  (2). 最適化のアルゴリズム
  (3). 熱−磁場連成解析による最適化の方法

5.モータ最適設計への応用例

キーワード 熱-磁場連成解析 熱等価回路網法  LT-Spice 最適設計
タグ シミュレーション・解析モータ磁石・磁性材料車載機器・部品電子機器熱設計
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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