カム機構の基礎と応用事例および高速化への対応

〜 カスタムメードのカム曲線の作り方、複雑なカム・リンク機構の解き方、カム図面の書き方、高速化手法 〜

・より複雑で高度なカムを設計するための講座

・カムの基本から解析法、図面の書き方から高速化まで実践的に詳解する特別セミナー!

講師の言葉

 カム機構を使用したり、設計する技術者のために行う講義である。「カム機構概論」では最近のカム機構の発展を反映して、新しいカムの定義を紹介すると共に、カム機構の到達点を解説する。次に各種のカムとカム機構を紹介して、その特質を解説する。「カム曲線」では正規化の意味と各カム曲線の特徴を解説する。またカスタムメードのカム曲線の作り方を解説する。「カム機構とリンク機構」ではその違いを明らかにすると共に、複雑なカム・リンク機構の解き方を示す。「インデックス機構」では3種類の代表的なカム機構を紹介し、その違いなどを解説する。「カム機構解析」では平面カムの解き方と注意点について解説する。最後の「カム図面の書き方」では日本カム工業会が推奨する書き方を解説する。この他カム機構の高速化の手法を紹介する。

セミナー詳細

開催日時
  • 2016年05月30日(月) 10:30 ~ 17:30
開催場所 日本テクノセンター研修室
カテゴリー 電気・機械・メカトロ・設備
受講対象者 ・カムの設計、産業機械の設計を担当する技術者の方 ・カム機構を使用するがカムは外注する場合でも、技術的なバックグラウンドを理解することが必要な技術者の方
予備知識 ・特別な予備知識は要求していないが、微分積分と線形幾何学の基礎知識があれば、より良い理解が得られる。主要参考書を事前に読んでいれば更に良い。(日本機械学会の「機構学」など)
修得知識 ・リンク機構とカム機構の特徴がつかめる ・カスタムメードのカム曲線の作り方 ・複雑なカム・リンク機構の解き方 ・カム図面の書き方 ・カム機構の高速化手法
プログラム

1. カム機構概論
  (1). 定義
  (2). 特徴
  (3). 歴史
  (4). 最近の状況

2.カムの種類
  (1). 分類
  (2). 接触子の種類
  (3). 拘束の種類
  (4). 形状の種類

3.カム曲線
  (1). 正規化の意味
  (2). カム曲線の種類
  (3). カム曲線の作り方

4.カム機構とリンク機構
  (1). 機構の根本的な違い
  (2). 平面モジュールの種類

5.インデックス機構
  (1). 再発防止と是正の違い
  (2). プロセス改善への注目とその解析
  (3). 標準化の必要性

6.カム機構の解析−カムの作り方
  (1). カム機構の設計法(機構ごとに)
  (2). 実施可能性の評価方法

7.カム図面の書き方
  (1). 日本カム工業会指定のカム図面の書き方

8.カム機構の応用事例

9.カム機構の高速化
  a.伝統的な手法
  b.残留振動を低減する手法

キーワード カム カム曲線 リンク機構 インデックス機構 カム図面 残留振動
タグ カム機械機械要素工作機自動車・輸送機
受講料 一般 (1名):49,500円(税込)
同時複数申込の場合(1名):44,000円(税込)
会場
日本テクノセンター研修室
〒 163-0722 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666
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